料理レシピ

<粽(ちまき)>端午の節句・レシピのご紹介~翌日でもかたくならないコツは……

粽(ちまき)

を手作りしよう!

写真つきで、初めての人でもうまくできるように

かなり詳しく作り方をご紹介します。

Photo_19

     

明日は、5月5日 子供の日。

端午の節句に、みなさんは、粽(ちまき)を食べますか?

それとも、柏餅(かしわもち)派?

      

先日は、翌日になってもかたくならない

柏餅のレシピをご紹介しました

    →レシピは
コチラ


今日は、粽(ちまき)のレシピを前半に、後半には理論もご紹介。

  
         さあ、作りましょう!    


粽(ちまき)のレシピ


<材料>(10本分)

上新粉       200g

葛(くず)粉     20g
  (なければ上新粉で代用)

上白糖       160g

トレハロース    20g
  (なければ上白糖で代用)

水           250g

笹の葉(冷凍)   30枚

いぐさ(乾燥)    12本


※笹の葉、いぐさ、トレハロースはどこで買うの?

 ネットの製菓材料店が便利です。

 私は、富澤商店をよく使います。

      (→ネットショップはコチラをクリック

 全国に直営店もたくさんありますよ。(→直営店



<作り方>

1.笹の葉、いぐさの準備

 ①笹の葉は水で洗う。

 ②いぐさは、ぬるま湯につけてもどす。


2.生地を混ぜる

 ①上新粉、上白糖、トレハロースをボウルに入れて、

  泡だて器で混ぜる。

 ②ボウルに葛粉、分量の水を入れて、

  指で葛粉のかたまりをつぶすようにしながら、

  葛粉のだまがなくなるように溶かす。

  細かくなったら、泡だて器でよく混ぜ、完全に溶かす。

 ③①の粉に、②を目の細かいざるを通して注ぐ。

Photo_41

 ④なめらかになるまで混ぜる。

  (混ざった時点の生地は、シャバシャバの液体。

  この後蒸すと、これが餅のように固まるのです。)

Photo_42

  
  (蒸す前の生地)

Photo_43


3.生地を蒸す

 ①蒸し器に入る大きさのボウルに、生地を移す。

 ②蒸気の上がった蒸し器に、①を入れ、

  中火で20~30分蒸す。

 ※蒸しあがりの目安

  20分経ったところで、ゴムべらで混ぜる。

  すべてが餅状に固まっていれば蒸しあがり。

  そのときに、生地がとろ~っとしたところが

  残っていたら、その生地が餅状になるまで蒸す。

  上記の時間は目安。ボウルが深いと、火が通りにくく

  時間がかかる。


4.生地を練る

 ①まな板に、大き目のクッキングシートを敷いて、
 
  その上に生地を取り出して、シートを折りかぶせる。

  (この後練るときに、熱くて、手にくっつくので、

   普通は、濡らしたさらしで包んで練る。

   でも、さらしを用意するよりも、クッキングシートのほうが

   手軽でおすすめ!)

Photo_44

 ②生地を半分に折りたたみ、

   上から体重をかけてぎゅ~っと押すことを

   繰り返して、生地が均一になめらかになるまで、

   何度もよく練る。

  (熱すぎるときには、粗熱が取れてからでもOK)

Photo_45



5.餅を形作る

 ①餅を50gずつ分けて丸める。

  (手にくっつきやすいので、手に水をつけながら
 
   するとやりやすい)

 ②両手で生地をはさんで、大まかに円錐状にする。

  それから、まな板の上で転がすと、

  きれいに頂点を出せる。

Photo_46



6.餅を笹で巻いて、成形する

 ①ちまき1本につき、笹の葉を3枚使う。

  写真のように、まな板に、左側から

  葉の裏が上(左)・裏が上(中央)・表が上(右)

  になるように、少しずらして重ねながら扇形に並べる。

 ②写真のように、右下に餅を頂点を下にして置く。

Photo_48

 (なぜ、左・中央は葉の裏が上で、右は表が上にするのかは、

  次の包み方でわかる。)


 ③一番右の葉で餅をくるくる包む。

  餅にぴったり葉を沿わせるようにする。

Photo_50


 ④そのまま、二枚の葉でくるくると巻く。

  その時に、ぎゅっと締めながら、葉がゆるまないように

  餅に沿うようにして、巻きあげる。

Photo_51

 (このようにすると、餅は葉の表のつるっとした面が

 直接触れることになり、餅がはがれやすい。

 そして、左・中央の二枚の葉の表が外側になるので、

 見た目が美しくなる。)

 

 ⑤餅の底面の上側を左指で持って、

  いぐさをぐるっと2回巻いて、ほどけないように結ぶ。

Photo_59


 ⑥結び目の上の部分を手前に折り返す。

Photo_53


 ⑦いぐさをぐるぐると巻きつける。

  この時に、しっかりといぐさを引っ張りながら締めて、

  ゆるまないようにぎゅっと巻く。

 (この後、蒸すとゆるみやすいので、とにかく締める)

Photo_54


 ⑧茎のところまで巻いたら、ほどけないように結ぶ。

  (細くなってきたあたりが、最もゆるみやすいので、

  ぎゅっと巻きつけることを意識する。)

Photo_55

 
 ⑨すべて出来上がったら、

  5本1組にたばねて、巻き終わりの部分を

  いぐさで巻いて留める。

Photo_56



7.仕上げに蒸す

 ①蒸し器で5分ほど蒸す。

Photo_57


 ②ボウルにたっぷりの氷水をはって、

  蒸しあがったちまきを入れて、冷ます。

 (熱いままだと、笹の葉の色が悪くなるため)


8.できあがり

Photo_58


         いただきま~す      

今日は、娘と一緒に作って、

蒸したばかりのちまきを、

家族でおいしくいただきましたよ。

作りたてを食べれるのも、手作りならでは。



せっかく作るのですから、沢山作って、明日も食べたい!

と思いませんか?



でも、普通に作ると、翌日はかたくなるのです。


それは、米のデンプンが老化するから。


    「老化って何?」



つまり、炊き立てのご飯はふっくらしているけれど、

翌日、冷えたご飯は、パサパサ、カチカチですよね。

これが老化。

同じことが、ちまきなどの餅で起こります。



   「かたくなるのを防ぐことはできないの?」

      
 できます!お任せください


         



1.砂糖は、餅のデンプンがかたくなるのを防ぐ

 作られたときに、えっ!?こんなに砂糖を入れるの?

 と思われるでしょう。

 一般的なレシピでは、上新粉:砂糖=1:1

 はっきりいって、私には甘すぎます。

 でも、それだけ砂糖を入れるのは、理にかなっているともいえます。


 砂糖は、デンプンの老化を防いで、
 デンプンがふっくらしたまま保つことができるのです。

      ↓ その「なぜ?」を知りたい方は、この先もどうぞ


 なぜかというと、砂糖は吸湿性があるから。

 つまり、水を抱えて離さない性質があるのです。

 デンプンが老化してかたくなるときには、
 それまでデンプンの構造の中に入り込んでいた水が、外へ排除されます。

 パサパサになるのは、そのためです。

 しかし、砂糖があると、

 砂糖が水を抱えてデンプンの構造の中から出ていきにくくなるので、

 かたくならずに、やわらかさを保つことができるのです。

 
 もちろん、出来立ての仕上がりもしっとりとなります。



2.トレハロースは、砂糖以上に、デンプンがかたくなるのを防ぐ

 トレハロースって何者?

 と思われる方も多いかもしれませんが、

 ほとんどのみなさんが、知らないうちに口にしているのではないでしょうか。

 スーパーで売られている、パックに入った和菓子の餅の原材料表示を見てください。

 トレハロースという記載がありませんか?

 そのほか、パンやスポンジ系のケーキにも使われていることがあります。

 翌日になっても、餅やパン、スポンジがかたくらなないように入っているのです。


 トレハロースは、糖の一種です。

 添加物としての扱いなので、それを気にされる方は使わなくてもよいと思います。

 ただ、トレハロースを使うと、砂糖の量をこのレシピよりももっと減らしても、

 やわらかく保つことができる利点があります。



3.トレハロースが手に入らない場合には、どうしたらいいの?

 手に入らない場合は、入れなくてもOKですよ。

 その場合は、私のレシピのトレハロースを、砂糖に置き換えて作ってくださいね。

 翌日にもし、かたくなったなと感じたときには、蒸し直して食べてもらえば大丈夫です。

 和菓子屋さんのお餅は、どうして翌日もやわらかいのだろうと、自分の手作りの餅と比べて思ったことがある方は、

 これであなたも和菓子屋さん風の粽が作れますよ~ということなのです。



Let's try!

美味しいちまきを作ってみましょう!

                              
 

本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。



 
「科学で料理はもっと美味しくなる!」

食育(子供料理教室・講演)、調理科学、フードコーディネート

 

    Manyoria int'l (マニョリア)
     木村 万紀子

 
  HP www.manyoria.com 




  著書のご紹介 ⇒ 詳しくはコチラをクリック

  ● 『科学でわかるお菓子の「なぜ?」』(柴田書店)
    

    Photo_6 
     (10版発売中)

    Photo_7   Photo_8
    (中国繁体字版)  (中国簡体字版)


  ● 『西洋料理のコツ』(学研)
   

    Photo_9

  執筆本のご紹介

  ● 『パンづくりに困ったら読む本』(池田書店)
             (パンづくりのQ&Aを執筆)    

    
        Photo_10

| | コメント (0) | トラックバック (0)

柏餅レシピのご紹介~翌日でもかたくならないコツは……

5月に入り、子供の日が近づいてきました。

毎年、うれしいことに、この時期に私のブログでは、

「柏餅」「かたくならない」が検索ワードの1位になります。



3年前にご紹介したレシピですが、本日再掲載させていただきます。


          


柏餅

今年は手作りしてみませんか?

出来立てはやわらかくて、特においしいので、

作ったら、ぜひすぐにいただいてみてください。

お店で買ったものでは味わえない、出き立てを頬張る贅沢。

家族に笑顔が広がりますよ♪

    

上新粉(米粉)のみで作ると、昔ながらな素朴な味です。

お店屋さんで買うものは、もうちょっと洗練されていますよね。

私は、上新粉に、2つの材料をプラスして工夫しています。

ひとつめ 白玉粉

     餅の生地につるっとした感じが出ます。

ふたつめ トレハロース

    せっかくたくさん作っても、翌日には固くなる

     のが普通ですが、

     トレハロースという糖を加えることによって、

     砂糖よりも、でんぷんが時間の経過とともに

     固くなるのを防ぐことができます。

        

柏餅  レシピのご紹介

     Img_5420

<材料>(15個分)

上新粉    300g

トレハロース 20g 

  (なければ砂糖を加えるが、砂糖のほうが甘い)

熱湯      約300ml

白玉粉    60g

水       60ml

あん      適量

柏の葉    15枚

<作り方>

①ボウルに上新粉、トレハロースを入れ、熱湯を少しずつ加え、

 耳たぶくらいのかたさに調整し、なめらかになるまで練る。

 蒸し器にクッキングペーパーをのせ、

 生地を適当な大きさにちぎって並べる。

 蒸気が上がった蒸し器で約20分蒸す。

 (ちぎるのは、火を通りやすくするため。)

 食べてみて、生っぽさがなければよい。

Photo_2

      ↓

Photo_3

②キッチンペーパーごと取り出し、ボウルにペーパーごと入れる。

 麺棒で突くようにして、練る。

 (熱くて触れないので、麺棒を使う。)

 (ボウルに生地をあけて作業すると、生地がボウルに

 べた~っとくっついてしまうので、ペーパーごとがおすすめ。)

3

③粗熱が取れたら、手で練る。

 (使っているペーパーをかませて練ると手にもくっつかない。)

4

④ひとかたまりに丸くして、水を張ったボウルに生地を入れて

 中まで冷ます。

 冷めたら、表面の水気をキッチンペーパーで軽くふく。

⑤別のボウルに白玉粉を入れ、水を加えて、

  ダマにならないように手で混ぜる。

  ④と⑤を練り合わせる。

Photo_6

⑥生地とあんを等分して、それぞれ丸める。

 生地はのばして、手のひらの上におく。

 その上にあんこをのせて、包む。

8

⑦強火の蒸し器で、5分蒸す。

 仕上げに表面に水を塗る。

Photo_7

洗った柏の葉で包む。

Photo_4

         

柏の葉で巻いてある理由

古くは柏の葉は、食器として使われていたと考えられていて、

神聖で、凶事や邪気をはらうものだと信じられていたからです。

また、柏の葉は、新芽が出ないと古い葉が落ちないため、

家系を絶やさないという縁起もかついでいるのです。

柏の葉は、葉の裏を外側にして包むのはなぜ?

見た目は、葉の裏に餅をのせて、葉の表が見た目に

いいのにな~なんて、思ったことはありませんか?

それは、食器と同じだからです。

お皿もきれいな側に、食事を盛りますよね。

巻き方から、食器として考えられていたということも、わかりますよね。

Photo


材料はどこで買えるの?という質問をよくいただきます。

柏の葉、トレハロース、そのほかの粉類もすべて、

この時期には製菓材料店で扱っていますよ。


富澤商店のサイトでは、すぐに出荷してくれるので、まだ間に合いますよ!

柏の葉の紹介 コチラをクリック




私が在住する奈良では、

Kogen(→コチラ) という製菓材料店が奈良市に3店舗あります。

私はそこで購入しています。



頑張ったら、頑張った分だけ、手作りは喜んでもらえるので、

作り甲斐がありますね

                              
 

本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。



 
「科学で料理はもっと美味しくなる!」

食育(子供料理教室・講演)、調理科学、フードコーディネート

 

    Manyoria int'l (マニョリア)
     木村 万紀子

 
  HP www.manyoria.com 




  著書のご紹介 ⇒ 詳しくはコチラをクリック

  ● 『科学でわかるお菓子の「なぜ?」』(柴田書店)
    

    Photo_6 
     (10版発売中)

    Photo_7   Photo_8
    (中国繁体字版)  (中国簡体字版)


  ● 『西洋料理のコツ』(学研)
   

    Photo_9

  執筆本のご紹介

  ● 『パンづくりに困ったら読む本』(池田書店)
             (パンづくりのQ&Aを執筆)    

    
        Photo_10

| | コメント (0) | トラックバック (0)

子供の日・柏餅のレシピ

子供の日

柏餅をたくさん作り、実家に持って行きました。

出来立てはやわらかくて、特においしいので、

作ったら、ぜひすぐにいただいてみてください。

    

上新粉(米粉)のみで作ると、昔ながらな素朴な味です。

お店屋さんで買うものは、もうちょっと洗練されていますよね。

私は、上新粉に、2つの材料をプラスして工夫しています。

ひとつめ 白玉粉

     餅の生地につるっとした感じが出ます。

ふたつめ トレハロース

    せっかくたくさん作っても、翌日には固くなる

     のが普通ですが、

     トレハロースという糖を加えることによって、

     砂糖よりも、でんぷんが時間の経過とともに

     固くなるのを防ぐことができます。

        

柏餅  レシピのご紹介

     

Photo

<材料>(15個分)

上新粉    300g

トレハロース 20g 

  (なければ砂糖を加えるが、砂糖のほうが甘い)

熱湯      約300ml

白玉粉    60g

水       60ml

あん      適量

柏の葉    15枚

<作り方>

①ボウルに上新粉、トレハロースを入れ、熱湯を少しずつ加え、

 耳たぶくらいのかたさに調整し、なめらかになるまで練る。

 蒸し器にクッキングペーパーをのせ、

 生地を適当な大きさにちぎって並べる。

 蒸気が上がった蒸し器で約20分蒸す。

 (ちぎるのは、火を通りやすくするため。)

 食べてみて、生っぽさがなければよい。

Photo_2

      ↓

Photo_3

②キッチンペーパーごと取り出し、ボウルにペーパーごと入れる。

 麺棒で突くようにして、練る。

 (熱くて触れないので、麺棒を使う。)

 (ボウルに生地をあけて作業すると、生地がボウルに

 べた~っとくっついてしまうので、ペーパーごとがおすすめ。)

3

③粗熱が取れたら、手で練る。

 (使っているペーパーをかませて練ると手にもくっつかない。)

4

④ひとかたまりに丸くして、水を張ったボウルに生地を入れて

 中まで冷ます。

 冷めたら、表面の水気をキッチンペーパーで軽くふく。

⑤別のボウルに白玉粉を入れ、水を加えて、

  ダマにならないように手で混ぜる。

  ④と⑤を練り合わせる。

Photo_6

⑥生地とあんを等分して、それぞれ丸める。

 生地はのばして、手のひらの上におく。

 その上にあんこをのせて、包む。

8

⑦強火の蒸し器で、5分蒸す。

 仕上げに表面に水を塗る。

Photo_7

洗った柏の葉で包む。

Photo_4

         

柏の葉で巻いてある理由

古くは柏の葉は、食器として使われていたと考えられていて、

神聖で、凶事や邪気をはらうものだと信じられていたからです。

また、柏の葉は、新芽が出ないと古い葉が落ちないため、

家系を絶やさないという縁起もかついでいるのです。

柏の葉は、葉の裏を外側にして包むのはなぜ?

見た目は、葉の裏に餅をのせて、葉の表が見た目に

いいのにな~なんて、思ったことはありませんか?

それは、食器と同じだからです。

お皿もきれいな側に、食事を盛りますよね。

巻き方から、食器として考えられていたということも、わかりますよね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トマトパン

子供の料理教室のパンづくりの試作品です。

子供だったらこのくらいのこね具合?っていうので、
作ってみました。

本来ならば、生地をそのままこねますが、

6人で6等分してこねるというのが、子供流。

トマトジュースで作ったトマトパンです。

  Img_5249

<トマトパン>

 強力粉                            200g
 砂糖                             大さじ2
 塩                              小さじ1/2
  ドライイースト                       小さじ1
 水                             20cc
 トマトジュース                      80cc
 トマトピューレ                      大さじ1
 エクストラバージンオリーブ油 大さじ2

通常のパンと同様に作ります。

リング型に入れて焼いています。

焼く前に霧吹きをかけて、パルメザンチーズを散らします。

トマトは酸味があるので、

それによって、グルテンの粘弾性が弱まってしまうため、

ベーカーズパーセントの水を少なめにしないと、子供の手ごねでは扱いにくくなってしまい、ちょっと水分量が少ないのですが、この分量になりました。

ホームベーカリーで作る場合は、トマトジュースをもう少し増やしてもいいと思います。

大人用では、バジリコ(ドライ)、ドライトマト(刻む)を入れると、もっと雰囲気が出たパンになりますよ~

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

からすみクッキング

AIちゃんから、1月にからすみをいただきました

Img_9623

つやよく、輝く「からすみ」よ!

こ~~んな高価な品をいただいてしまっていいのかしら。
レストランや料亭で出てくると、喜びますが、
自分で買い求めることはないです。

この一腹あるからすみを、どう料理しようか
なんと贅沢な悩みでしょう!

まずは、日本料理に。

●からすみ大根

Img_9652

からすみといえば、この料理というほど、定番中の定番。

大根とからすみを3ミリ厚さの薄切りにして、はさむだけ。

なんて簡単なレシピ といいたいのですが、

れっきとした、料亭で出てくる一品なのです。

お酒のあての珍味の部類で出されます。

●いかのからすみ和え

Img_9626

創作料理です。

剣先いかを細造りにして、からすみをおろして加え、ふり柚子をした一品。

いかは珍味系の味とマッチするので、おいしくできました。

     *               *

ここまで作っても、まだからすみはたくさんあったので、

もったいないんじゃないかと、悩みましたが、イタリア料理に使っちゃいました

そう、イタリアにもからすみがあるんです。
「ボッタルガ(bottarga)」といいます。

ただ、少し日本のものとは違います。

1.原料

日本のからすみは、ぼらの卵巣が原料。

イタリアは、ぼらのほかに、まぐろ、少ないですがすずきの卵巣を使うこともあります。

2.作り方

日本では、ぼらの卵巣を塩漬けして、塩抜きし、板にはさんで圧力をかけて成形しながら、天日乾燥させて作りますが、

イタリアでは塩漬けの後に、塩抜きをしないのと、

日本は半生タイプに仕上げるのがおいしいとされていますが、

イタリアではきっちり乾燥させます。

3.味と食感

その結果、イタリアのものは塩味がきつくて、おろすとぱらぱらしています。

日本のものは、まるい塩味で、ねち~っとやわらかいので
からすみ大根のように、そのまま食べてもおいしいんですね

ということで、うんちくは長くなりましたが、

イタリアではおろしてパスタと和える料理が多いですね~。

●ボッタルガと菜の花のパスタ

Img_9803

ボッタルガのパスタといえば、
オリーブオイルベースの、「ボッタルガと菜の花のパスタ」。

おろしたからすみのほかに、薄切りにものも加えました。

日本産のからすみだから、特に薄切りのおいしさが引き立つと思って。

菜の花と相性がいいんですね。
ちょうど菜の花が出始めなので、作れました!

作り方~

オリーブオイルでにんにくのみじん切りをじっくり炒めて、
白ワインを注いで煮詰め、少しコンソメを入れて、塩、こしょうしてベースを作っておきます。

アルデンテにゆでたパスタ、ゆでた菜の花、からすみ(おろす&薄切り)を加え、塩、こしょう、エクストラバージンオリーブオイルで調味する。

この料理、おいしいからすみさえ手に入れば、
あとは、エクストラバージンオリーブオイルのおいしさが決めてです。

いかに、香りよく、うまみあるオイルを選ぶかが大事です。

●ボッタルガのクリームパスタ

Img_9679

ボッタルガのパスタといえば、
こちらのクリームパスタも見かけますね♪

作り方~

鍋にバターを熱し、玉ねぎの細かいみじん切りを加えて炒め、白ワインを加えて煮詰めます。

生クリーム、牛乳、コンソメを加えて、とろ~っとするまで軽く煮詰めて、

ゆであげたパスタ、おろしたからすみとあえる。

贅沢に楽しみました!

      AIちゃん、本当にありがとう~

| | コメント (3) | トラックバック (0)

トマト鍋

Gotoさんから、おいしいお鍋を教えていただきました。

その名も「トマト鍋」!

え~!トマトをお鍋にするの?と最初はびっくりしましたが、

具材を聞いてみると、とってもおいしそう。

これを聞いたのは9月のこと。。。。

うろ覚え&勝手にアレンジして、トマト鍋(シーフードバージョン)を作りました。

トマト鍋

<材料(2~3人分)>

 Img_8782 Img_8776

 Img_8778 Img_8784

トマトベースの鍋だし

 トマト水煮缶(2缶)
 にんにく(3片)
 玉ねぎ(1/2個)
 コンソメ(1個)
 あさり(300~400g) 入れるほどおいしい
 オリーブオイル(エクストラバージン)
 白ワイン(70cc)
 水(600cc)
 塩(適量)

具材
 魚介(えび、たい、ほたてがおすすめ、他たらなどの白身魚でも)
 サラダほうれん草 → これがメイン
 水菜 →多いと水っぽくなるので控えめに
 キャベツ
 レタス(けっこういける!)→多いと水っぽくなるので控えめに
 エリンギ(きのこはこれが香りがよくて洋風にはマッチする)

リゾット用
 米(1/2合)
 溶けるチーズ(適量)

<作り方>

①鍋にオリーブ油、にんにくのみじん切りを入れて火にかけ、玉ねぎのみじん切りを入れてしんなりするまで炒めます。
あさりを入れて炒め、白ワインを加えてふたをして蒸し煮にします。

②あさりの口が開いたら、トマト水煮を入れてつぶします。水、コンソメ、塩を加えます。

  Img_8786  

③ほたてやえび以外の魚介類を加えて煮て、いいだしを出します。
 (ほたてやえびはかたくなるので、さっと火を通して食べるほうがいいです。)

 Img_8791

 これで、トマトベースの鍋だしの完成!

 ブイヤベースみたいに、魚介のエキスがたっぷりですよ。

④ここに野菜を入れて食べていきます。

香り高いエクストラバージンオリーブオイルをおのおの取り分けた鍋だしにさっとかけていただくと、とってもイタリアン!おいしさが増します。

スープがおいしすぎて、ついつい飲んでしまいますが、後にリゾットを作るために、我慢して残しましょう。

レタスはさっと煮て食べると、シャキシャキ感があって、意外なおいしさです。

欠かせないのが、サラダほうれん草とエリンギです。

⑤そして、締めはリゾットです。

時間に余裕があれば、洗った米を入れて、約20分間、たまにかき混ぜながら弱火で煮ます。水が足りなくなったら、途中で足して。

少し芯が残るか残らないかの「アルデンテ」に仕上げましょう。

そこまで待てない場合は、冷ご飯でぞうすい風リゾットに。

米から煮るほうが、トマトが芯まで染みて、そりゃあもう濃厚に仕上がります。

仕上げにチーズを適量入れます。入れすぎると、トマトの風味が生かされないので、加減して。

こしょう、エクストラバージンオリーブオイルをかけて、いただきます。

鍋だしが一滴も残ることなく、食べきってしまいます。

この締めのリゾットが食べたくて、またトマト鍋をしたくなってしまいます。

そして、今日、Gotoさんに会って、9月に聞いたトマト鍋の作り方を再確認したら、

「なるほど~、そうしたら、もっとおいしくなるのか!」

といくつもヒントをいただきました。(あれ?一度聞いたはずなんだけどな(><))

今度は、進化したトマト鍋(肉バージョン)をする予定です。

お友達とのクリスマス会で作ります。

トマトの赤、ほうれん草の緑が、なんともクリスマスではありませんか!!!

早く作りたい、うずうず。うずうず。

    *                *

更新(12.20)

Gotoさんのアドバイスにより、さらに、バージョンアップしたトマト鍋です。

               ↓

まずは、鍋だしに、トマトペースト(カゴメ) (大さじ2)を入れると、さらにこくが出ます。

玉ねぎを炒めた後に、オリーブ油を足して、そこで、トマトペーストを少し炒めます。炒めることで香りが増します。

               ↓

そして、リゾットは、「モッツァレラチーズにすることで、レベルアップ!」と聞いて、チャレンジしました。

Img_9051

モッツァレッラがとろ~りと溶けたところで、いただきます。

本格的なお味ですゥ~~☆こっちのほうが、絶対おいしい。

            ↓

それと、具に、玉ねぎと、サラダ・ルッコラをプラス。

ルッコラがイタリアン度をアップしてくれます。

Img_9052

             ↓

具は豚肉(ロース・バラ薄切り)、鶏もも肉でしてもおいしいで~す。

鶏手羽先をだし代わりに入れると、こくがでますよ。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

新作!タンタン鍋のレシピ

今日の我が家の夕食の食卓は、ふたりで相当盛り上がった!

タンタン鍋の完成~♪

テレビCMで、タンタン鍋なるものを見て、
おいしそう~☆と思いつつも、市販の鍋だしを買ってくることに、抵抗を感じて、

それを食べたこともなかったんですが、

タンタン麺を作る要領で、鍋のレシピを作りました。

ごまのまったりとした味とほどよい辛味が、私のおいしさの枠に、びた~っとはまり、マイブームの鍋になりそうです。

このおいしさのポイントは、もしかしたら
「自家製 練りごま」にあるのかもしれません!!!

タンタン麺に欠かせないのが、練りごま。

日本製のものは「練りごま」、中国製のものは「芝麻醤(チーマージャン)」の表記で売られていますが、
これを手作りすると、ごまの風味がぷわぁ~っと立って、その香りのいいことといったら!

作り方はごく簡単。

白むきごまをフードプロセッサーに入れて、スイッチオン!
しばらくすると、すりごまになりますが、そのまま混ぜていると・・・

ごまから油がにじみ出てきて、ペースト状になります。
約7分ほどで、どろ~っとした練りごまの完成です。

Img_8608 Img_8610 Img_8615 いい香り~ごまゴマごまー

これ、すり鉢ですると、なんと35分かかるんです。

辻調の生徒だったころ、新米助手の先生がみんなの前でやらされていたけど、あれはパフォーマンス?うーん、大変な印象が強すぎ。

間違ってもやらないでくださいね。

●タンタン鍋

<材料(2~3人分)>

Img_8616  Img_8621

*肉みそ

豚ひき肉    150g
にんにく     2片
しょうが     少量
豆板醤      小さじ1弱
甜麺醤      大さじ1 (中華甘みそ、北京ダックにつけるみそです)
しょうゆ、酒   各大さじ1
サラダ油     大さじ1 1/2

*だし

水         1200cc
中華スープの素(ペースト) 大さじ1(味覇ウェイパーを使用)
自家製練りごま 大さじ6 
   (市販のものを使う場合は量を加減して試してみてください)
ラー油      好みで

*具材

豚バラ肉、豚ロース肉(バラのほうがおいしかった)
にら
もやし
チンゲン菜
キャベツ
白ねぎ
しめじなどのきのこ

中華麺

<作り方>

①鍋にサラダ油、にんにく、しょうがのみじん切りを入れて弱火にかける。半ば炒まってきたら、豚ひき肉を入れて中火にして炒め、油が澄んでくるまで炒める。

②肉を鍋の端に寄せてごく弱火にし、油の部分に、豆板醤、甜麺醤を入れて、1分弱炒める。しょうゆ、酒を加えて煮詰める。

③水、中華スープの素を入れて、10分煮る。ここで、ひき肉のうまみをだしに移す。

④自家製練りごまを溶いて、鍋だしの完成!

Img_8623

さあ、これで、やばいくらいおいしい鍋だしができました。

タンタン鍋のはじまりです☆☆

ここで鍋だしを味見をすると、ややあっさり感じるかもしれませんが、
ここからは、豚バラ肉のエキス、野菜のうまみが、鍋を食べ進めるにつれて加わって、

最後に中華麺を入れて、締めのタンタン麺を作るころには、コクが出てきて、

まったり、こっくり、ピリッと辛い、うまうまのおだしに成長しております。

自家製練りごまは大さじ6をはじめに溶きますが、
ごまの香りは繊細で飛びやすいので、

各自、好みで自分の椀にプラスします。

あまりのおいしさに、鍋だしをふたりでほとんど飲み干してしまい、

私たちって、今日は、ごまのセサミン&ビタミンEを、めちゃくちゃ摂れたのでは!?
と、栄養面でも大満足。

これらは、抗酸化作用があるので、健康にも美容にも◎。

ごまは粒のまま摂るよりも、練りごまにすると何倍も吸収率が上がるんですよ。

そして、豆板醤とラー油のカプサイシン効果で、汗をかきながら、鍋を囲みました。

豚肉とにんにく・にら・ねぎの組み合わせは、豚肉にビタミンB1が効率よく摂れるんですよ。

まさに、健康鍋ではありませんか!

具はお好みでいろいろ加えてもいいと思いますが、

タンタン麺の性質上、
豚バラ肉、にら、ねぎは欠かせない素材で、

味噌風味なので、
もやし、キャベツはよく合います。
味噌ラーメンに、入ってる具ですよね。

次回作るときは、愛しのタンタン麺屋さんの福龍にならって、
刻んだピーナッツを入れてみるつもり。

以上、自画自賛コーナーでした(^ ^;)なは

  *              *

更新(2008.1.6)

さらに、コクをつけるのに、おすすめの具材をみーつけた!

作り方③で鶏手羽先を入れてください。

食べるころには、コラーゲンたっぷりのとろとろになっていて、いい脂を出してくれます。

たくさん入れると、かなりこってり系になります。

そのときには、練りごまを少し減らしてもいいかもしれません。

いいだしが出ますよ~

| | コメント (8) | トラックバック (0)

いちじくのてんぷら

いちじくがおいしい季節になりました。

私の好きなフルーツのひとつです。

今日は、製油メーカーの商品開発で、
なーーんと!「いちじくのてんぷら」を作ってみました。

●いちじくのてんぷら ごまクリームソース

Img_6722

 作り方

①いちじくは皮をむいて、小麦粉をつけて、てんぷら衣をつけ、170℃の油で揚げる。

②ごまクリームソースを作る。
  練りごま(大さじ2)、だし汁(大さじ2)、煮きり酒(大さじ1)、砂糖(小さじ1)、薄口醤油(小さじ1/2)を混ぜ合わせる。

③揚げたてのいちじくを半分に切って盛り付け、ごまクリームソースをかける。

いちじくを料理にしちゃうの~!!!!

と、驚かれるかもしれませんが、、、、

実は、料亭・割烹料理で、いちじくが料理としてこの時期に出てくるのですヨ。

へんてこ料理ではないので、ご安心を。

私もはじめていちじくの料理を口にしたときに、びっくりしましたが、これがおいしいんですよね~。

変わりてんぷらを作ってという依頼に、頭を悩ませていたときに、
主人が「いちじくのてんぷらは?」とヒントをくれて、
それだ~!って思って、即レシピ化しました。

クリーミーなごまソースとの相性もいいんです。

明日はいちじくでデコレーションケーキをつくりま~す

| | コメント (9) | トラックバック (0)