光と色のドラマ『新印象派』展へ
本日、休校だった息子と美術館デート☆
(私はかなりのウキウキ~)
あべのハルカス美術館で開催されている
『新印象派』展へ。
息子に見せたかったのは「点描」の手法。
(スーラ<セーヌ川、クールヴォワにて>1885)
この絵が見たかったのです♪
純色の絵具を混ぜると、色は濁ります。
そこで、「点描」は、パレットの上で絵具を混ぜるのではなく、
短い筆触で、純色を規則的に置くことで、
観る人の目の中で混ざり合って知覚され、
くすみない色彩を作り出そうとした技法です。
樹木の葉を表現するときには、
緑色の点描の中に、青や黄の点が混在します。
それが、色のバイブレーションを引き起こし、
色が震えるように見え、葉がよりいきいきと輝きをもって見えます。
絵に近づいて見てから、後ずさりしながら眺める。
すると、点で見えていたものが、そうでなくなる瞬間がある。
見る人の目の中で完成する絵。
点描といっても、画家によって、タッチが違うし、色彩も異なる。
これだけ点描ばかりを集めた展示を見たのは初めてで、
子供にも違いがわかりやすくて、連れていってよかったです。
そして、「見せ方がうまい!心にくい~」
絵に素人な私でも、アートのおもしろさを感じさせてくれる、解説の工夫。
写真の「もっと近くでみつめてほしいの。」
「もっと光をかんじてほしいの。」
このキャッチ、見せ方のセンス、好きだな~
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
食育(子供料理教室・講演)・調理科学・フードコーディネート
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