餃子のおいしい焼き方
【餃子をおいしく焼くにはどうしたらいいの?】
『レシピのいらない料理術』
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の講座についている、
料理の無料個別相談(1時間)で、
本当によく質問を受けるのが「ぎょうざ」のこと。
みなさん、ぎょうざをどうやって焼かれていますか?
よく聞くのが、目玉焼きのように、
フライパンの油をひいて、ぎょうざを並べて焼いて、途中で水を少し加えてふたをして蒸し焼きにするという方法です。
これでは、水が少ないですね。
手作りぎょうざも、冷凍ぎょうざも同じです。
お店のこの方法を、おうちのテフロン加工のフライパンで再現してみましょう。
①テフロンのフライパンに油を熱し、ぎょうざを並べる。
②すかさず、湯をぎょうざの1/3~半分の高さまで加え、ふたをして、強火で加熱。
(皮が分厚いものは半分、薄いものは1/3)
※ポイント→この水が約4分で蒸発してなくなるのがベストです。
ふたをきっちりしめても4分でなくなるか、少しあけたほうがいいかは、その家のフライパンの大きさ、ふたの締まり具合、火力で変わります。
最初は、4分経って、湯がまだ残っていたら、ふたをずらして押さえて、そっと捨ててください。
でもこれではうまみが逃げるので、できるだけ蒸発しきってくださいね。
③4分してパチパチ水と油をはじく音がしたら、湯がなくなった証拠です。
ふたを取って、水がほぼ蒸発したのを確認して、弱火にします。
みなさん、ここで終わりにしていませんか?
この続きが大事です。
④ぎょうざのふちがきつね色に色づきはじめたら、
サラダ油約大さじ1をまわりにまわしかけます。
なべをゆすりながら、すべてのぎょうざの底面にサラダ油がいきわたるようにして、じりじり焼いていきます。
⑤さっきまでフライパンにくっついていた部分も、
じりじり焼くことではがれてきます。
ここでフライ返しでさわると、ぎょうざの皮が破れるので、じっと我慢。
上から見ても、これは底がいい焼き色がついてきたなとわかるので、
それを確認してから、フライ返してとってください。
おいしく焼けたら、焼き色を上にして、ぎょうざが並んだまま皿の上にひっくり返し、
焼き目を上にして盛り付けするのが、おいしく見えるポイント!
今晩、ぎょうざが食べたくなりましたか?
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
「科学で料理はもっと美味しくなる!」
HP www.manyoria.com
http://kids-science-cooking.com/
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