醤油を泡にしてみよう!
料理のサイエンスから生まれた
泡あわ醤油
レストラン風にいうと、醤油のヌーベ
生クリームや卵は泡立てると泡立ちますが、
しょうゆは泡立ちません。
こういった 泡立たない液体を泡立てる技術
で、料理のソースが作られるようになりました。
1990年代に、スペインの三ツ星レストラン
エルブジのフェランアドリアが考案し、
料理界に旋風を巻き起こしました。
料理のソースをさらに軽く!
泡にすることで、今まで感じにくかった、香りや味わいも五感で感じとれる
そう、全く新しい形の料理なのです。
同じ分量でも、
色んなかたさの泡に仕上げられます。
やわらかく流れるような泡
ピンとつのが立つほどのかたい泡
醤油だけでは泡立ちませんが
醤油+α で、アワアワになります。
さて、+αとはなんでしょう?
大豆レシチン
ゼラチン
が、使いやすいでしょう。
何で泡立てるかによって、泡のきめ細かさも変えられます。
今日はカプチーノのミルクフォーマーを利用しました。
料理が一気におしゃれになる レストランの技です。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
「科学で料理はもっと美味しくなる!」
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