LSSサイエンスカフェ「お菓子作りの科学」開催ご報告
一般財団法人
大阪科学技術センター(OSTEC) 主催
LSS サイエンスカフェ
「お菓子作りの科学」を、
去る10月13日に開催していただきました。
⇒拡大したものはコチラです
●大阪科学技術センターLSSとは?
大阪科学技術センターを初めて耳にされる方でも、
うつぼ公園北側にある
「大阪科学技術館」 をご存知という方はいらっしゃるのではないでしょうか。
子供が体験しながら科学を学べる施設で、
私は子供を連れて何度か足を運んだことがありました。
☆
LSSとは、レディース・サイエンス・セッションの略で、
科学の楽しさ・不思議を知ってもらうために、
女性が企画・運営・広報をされているところで、
年に2回ほど、平日夜、女性対象に、
科学と生活を結びつけたセミナーを開催しています。
⇒LSS詳細はコチラをご参照ください
とてもうれしいことに、その講師として登壇させていただき、
当日は50名ほどのみなさまにご参加いただきました。
ほどんどが40代以上の女性で、
真剣に、時には食い入るようにお聞きくださって、本当にありがたかったです。
クリスマスを目前に、
●スポンジケーキを科学のコツでもっと美味しく作れます
●生クリームは種類によってこんなに泡立ちや味が違います
という2テーマで、
実演&講義を行いました。
そのときの模様を、
大阪科学技術センターの広報誌
the OSTEC に詳しくご掲載いただきました。
ご参加者さまからの声
<講義について>お菓子作りをしていて??に思っていたことがいろいろわかりました。
早速作ってみたいです。共立てや砂糖、卵の効用が初めて聞くことばかりで、とても勉強になりました。
ケーキを焼いてみようと思いました。きめの細かいしっとりしたスポンジ、クリームの違い、おいしさの理由がわかりました。
お菓子作りは難しいが、どんな材料を使って、どんなふうにすればおいしくできるかがよくわかった。
お菓子は科学であることを実際に再認識できた。
スポンジ生地を「しっとり」作るためのヒントを生かして作ってみたい。
2時間で盛りだくさんの内容でためになりました。
一つ一つの作業に納得しました。卵を泡立てるのに、湯せんする理由がよくわかった。さっそく実行します。
グラニュー糖を使う理由がわかった。どんなときにケーキが失敗するのかが理解できた。
理論的に話していただけてよかったです。私は時々しかお菓子作りをしませんが、これからはレシピを見たときに、順番などの意味を考えながらできそうです。
<実演・試食について>比べたものを見るとよくわかりますね。
生クリームの選び方も違いがわかり、参考になりました。
何気に使用していた生クリームですが、全く味が違うものが一度に味わえた。
ケーキの種類によって、使い分けてみます。特に、生クリームについて、脂肪分の量でここまで違うことは知りませんでした。
メーカーによって味が違うことがわかった。実際に泡立てるのを経験して、目で見て実感することができた。
生クリームの種類によって、味が全然違うことがよくわかった。味の食べ比べは普段なかなかできないので、とても勉強になりました。
好みのクリームも自分なりにわかりました。クリームを奮発しよう!
クリスマスが楽しみです。
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
セミナーというのは、私一人で作るものではなく、
ご参加者のみなさんと一体となって、いい雰囲気ができるものです。
温かな目でご受講いただき、感謝しております。
私も充実した楽しい時間を過ごすことができました。
こちらの内容のセミナーは、出張もいたしております。
12月には京都の幼稚園のPTA講演会で、この内容を交えたセミナーを開催しました。
お問い合わせは、
info@manyoria.com へメールでお願いします。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
「科学で料理はもっと美味しくなる!」
HP www.manyoria.com
著書のご紹介 ⇒ 詳しくはコチラをクリック
● 『科学でわかるお菓子の「なぜ?」』(柴田書店)
執筆本のご紹介
● 『パンづくりに困ったら読む本』(池田書店)
(パンづくりのQ&Aを執筆)
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