子供の日・柏餅のレシピ
柏餅をたくさん作り、実家に持って行きました。
出来立てはやわらかくて、特においしいので、
作ったら、ぜひすぐにいただいてみてください。
上新粉(米粉)のみで作ると、昔ながらな素朴な味です。
お店屋さんで買うものは、もうちょっと洗練されていますよね。
私は、上新粉に、2つの材料をプラスして工夫しています。
ひとつめ 白玉粉
餅の生地につるっとした感じが出ます。
ふたつめ トレハロース
せっかくたくさん作っても、翌日には固くなる
のが普通ですが、
トレハロースという糖を加えることによって、
砂糖よりも、でんぷんが時間の経過とともに
固くなるのを防ぐことができます。
柏餅 レシピのご紹介
<材料>(15個分)
上新粉 300g
トレハロース 20g
(なければ砂糖を加えるが、砂糖のほうが甘い)
熱湯 約300ml
白玉粉 60g
水 60ml
あん 適量
柏の葉 15枚
<作り方>
①ボウルに上新粉、トレハロースを入れ、熱湯を少しずつ加え、
耳たぶくらいのかたさに調整し、なめらかになるまで練る。
蒸し器にクッキングペーパーをのせ、
生地を適当な大きさにちぎって並べる。
蒸気が上がった蒸し器で約20分蒸す。
(ちぎるのは、火を通りやすくするため。)
食べてみて、生っぽさがなければよい。
↓
②キッチンペーパーごと取り出し、ボウルにペーパーごと入れる。
麺棒で突くようにして、練る。
(熱くて触れないので、麺棒を使う。)
(ボウルに生地をあけて作業すると、生地がボウルに
べた~っとくっついてしまうので、ペーパーごとがおすすめ。)
③粗熱が取れたら、手で練る。
(使っているペーパーをかませて練ると手にもくっつかない。)
④ひとかたまりに丸くして、水を張ったボウルに生地を入れて
中まで冷ます。
冷めたら、表面の水気をキッチンペーパーで軽くふく。
⑤別のボウルに白玉粉を入れ、水を加えて、
ダマにならないように手で混ぜる。
④と⑤を練り合わせる。
⑥生地とあんを等分して、それぞれ丸める。
生地はのばして、手のひらの上におく。
その上にあんこをのせて、包む。
⑦強火の蒸し器で、5分蒸す。
仕上げに表面に水を塗る。
洗った柏の葉で包む。
柏の葉で巻いてある理由
古くは柏の葉は、食器として使われていたと考えられていて、
神聖で、凶事や邪気をはらうものだと信じられていたからです。
また、柏の葉は、新芽が出ないと古い葉が落ちないため、
家系を絶やさないという縁起もかついでいるのです。
柏の葉は、葉の裏を外側にして包むのはなぜ?
見た目は、葉の裏に餅をのせて、葉の表が見た目に
いいのにな~なんて、思ったことはありませんか?
それは、食器と同じだからです。
お皿もきれいな側に、食事を盛りますよね。
巻き方から、食器として考えられていたということも、わかりますよね。
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