「米作りの会」2012 田んぼレポート2
わたしたちの田植えは、6月24日で、思ったよりも遅いと感じられた方もいらっしゃると思います。
奈良では、GW頃から田植えが始まります。
そして、半夏生(はんげしょう、二十四節季の雑節)までには田植えを終えなければならないといわれています。
もし、私たちの田植えが雨で延期になれば、
ちょうど半夏生の7月1日でした。
これだけ遅くしたのは、農園主さんの考え方のひとつに、
次のようなことがあったからです。
私たちの田植え直後の田んぼ
周りの田んぼ
比較すると…(手前がわたしたちの田んぼ)
周りの田んぼは早くにトラクターでびちっと植えて、
こんなに生い茂っているのに、
わたしたちの田んぼは、出足が遅いのでは?と不安になられた方もいたようです。
私たちは、無農薬でやるので、どうしても虫に弱い。
「人間が見たって、周りの田んぼのほうが、虫が好んで寄っていきそうですよね?」
なるほど
そんな風に考えていらっしゃったのですね。
農業にはいろんな考え方があります。
答えはひとつではありません。
農園主の萩原さんは、「自然の声」に耳を傾けて、対話しながら農業を営んでいらっしゃるんだなと、日々お話しさせていただいて、感じています。
あわただしい日常の中で、ふと立ち止まり、
自然と対話するということを、忘れかけていた私は、
萩原さんとの出会いで、多くのことを学ばせてもらっています。
田植えが、私の考え方まで変えてくれています
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