accueillir (レストラン アキュイール)~大阪 西天満 vol.2
来店は、ちょうど1年前で、今頃のblogアップとなったので(゚ー゚;、
今年はまた違った夏メニューが楽しめることでしょう。
アキュイールのホームページ(→コチラ)を見たら、美しい料理の画像に、魅せられますよ~。
vol.1で触れましたが、このお店のよさは、何といってもサービス。
上質なサービスを受け、感動しました。
そう書くと、かしこまった感じを想像されるかもしれませんが、決してそうではないのです。
かといって、フレンドリーすぎるわけでもないのです。
とにかく、配慮が行き届いていて、
身のこなしがスマート。
そのスマートな中に温かさがあるのがいいんです。
心地よいサービスって、こういうことなんだって。
心に刻まれるサービスを受けることができました。
このときに、私は、臨月直前で、
大きいお腹でお店に入ったのですが、
席についたら、女性のサービスの方がとてもさりげなく、
腰にクッションを入れたらラクではないでしょうか、とクッションを持ってきてくれたのです。
サービスは男性の方もいらっしゃいますが、女性の方が、というのもまた気遣いですし、この「さりげなく」加減がよかったのです。
メニューの説明の折りにも、
形式的にメニュー名と調理法を述べて、す~っと戻ってしまうのではなく、
その料理について、こちらがお尋ねすると、
話を膨らませて、会話を楽しませてくれる。
それも、さすが熟練したサービスの方が織り成す会話で、
とにかくお客として、その場にいて心地いいのです。
料理の前に長く話しては・・・と、すっと下がるタイミングも、
これまたなんともいえず絶妙。
そして、2人で会食していて、1人がお手洗いに立つと、
テーブルに残されたひとりは、ぽつーんとなり、時間をもてあましますよね。
すると、いいタイミングで、メートルドテルの方がすっとテーブルに来てくれて、
心地よい会話を提供してくれたのです。
よく「空気のような存在」なんて言葉をパートナーに対して使いますが、
まるでお客側にそう感じさせるかのごとくの、スマートな身のこなし。
すべてに、わざとらしさ、行き過ぎな感じがなく、
サービスの方と客の間に、気持ちのいい程度のスタンスをあけつつも、
客の心にす~っと入っていく温かさも持ちあわせていて、
本当にすべてが「絶妙」なのです。
ハイクラスな形式ばったものではなく、
これこそがおもてなしと感じさせる、
料理以上に印象に残るサービスを受けられて、
ステキな時間を過ごすことができました。
レストランの愉しみ方が、ここにあるっていう感じ。
料理人の感性で創られたおいしい料理の数々を堪能するだけでなく、
サービスする側、される側の両方の感覚がぴたりと合ったときに、
レストランで食事をするということが、いかに愉しいことかを感じられると思います。
それには、上質なサービスとともに、
私たちお客側も、それを楽しみにする気持ちを持ってレストランに足を運ぶ意識というのが、あってこそなのでしょうね。
“accueillir(レストラン アキュイール)”
住所:大阪市北区西天満4丁目1-20 LeePlaza1階
営業時間:12:00~14:00 (ラストオーダー)
18:00〜21:00 (ラストオーダー)
定休日:月曜
電話:06-6311-2558
HP: http://www.accueillir-osaka.com/index.html
アクセスは写真入りでHPに詳しく記載されています。
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コメント
まきすけさんがそこまで言うお店なんて、是非行ってみたいわ~
ちなみにVO1に書いてあった貝のジュのジュとは、どいったものですか?ジュレのようなものをさすのかしら?
なかなか想像出来ないような組み合わせだったり、メニューでワクワクしました
投稿: kumi | 2011年7月25日 (月) 13時07分
kumiちゃん、ありがとう。
「ジュ」というのは、エキスのようなものです。
たとえば、トマトのジュであれば、トマトを切ってガーゼに包んでつるし、したたり落ちる汁のことを指すの。トマトジュースなら真っ赤で味が濃いけれど、ジュは透明に近くて澄んでいて、トマトのうまみがすっきりしたエキスで出てくる感じです。
そのサービスの方が、私とほとんど年齢が変わらないのに、あのサービスができるなんてというところに感動しているっていうのもあるんだ~。
つかず離れずの、とても心地よいサービスでした。
投稿: まきすけ | 2011年7月26日 (火) 06時14分