彩園shop 粟 ~奈良
昨日ご紹介した、「粟 ならまち店」 (→詳しくはコチラ)
のすぐそばに、
大和伝統野菜と、海外伝統野菜が、
『おすそわけ』というコンセプトで売られているショップが、6月にできました。
(粟 ならまち店 パンフレットより)
「清澄の里 粟」のすぐ近くで作られているこれらの野菜ですが、
NPO法人 清澄の村 として、
株式会社 粟と、五ヶ谷営農協議会が連携して、
清澄の里の、大和野菜の里づくりに取り組んでいるそうです。
詳しくは、パンフレットをご覧ください
こちらから、毎日、午前中にとれたばかりの野菜を、
ショップに届けて、午後の13時に開店します。
私が訪れた15時には、なんと一種類しか残っていませんでした~
テレビ取材の反響がすごくて、
13時の開店が待てなく、人が並び、すぐに売り切れになってしまうそうです。
開店とともに、お店に入るべし、ですよ。
その日、ゲットできたのは、トマトベリー。
これは、大和伝統野菜ではなく、
エアルームと呼ばれる、世界の伝統野菜として、育てられているものです。
エアルームとは、世界中のさまざまな民族によって受け継がれてきた伝統野菜のことで、
清澄の村では、これらの個性的な野菜も育てているんです!
イチゴみたいな形状でしょ?
その場で試食させていただいたんですが、
めっちゃくちゃおいしい
シュガートマトのように甘く、トマトの味がぎゅっと濃縮されています。
フルーツトマトもお店にはたくさん出回っていますが、
群を抜いて、おいしいです。
ただ甘いだけじゃなくって、エキスが感じられます。
一緒に食べた息子は、普段トマトをそれほど好んで食べないのですが、
おいしい~ と声に出して、喜んで食べていました。
他のお客さまもいなくて、ゆっくりとスタッフの方とお話しできました。
そして、来週にはたくさん収穫できるという(ちょうど、この記事をアップした今頃は買えるのでは!?)
食用ホオズキを、お試しでいただきました。
中には、やまぶき色の小さな実が入っています。
食用ホオズキは、日本在来のだいだい色のホオズキとは違います。
在来種は観賞用なので、食べると苦いですよね。
食用ホオズキは、英語では、ストロベリートマトと呼ばれていて、
糖度もイチゴ並みに高いんです。
かむと、皮がしっかりしたトマトといった感じで、
味は、ほろ苦く、甘い。
そして、トマトのようなみずみずしい汁はなく、
実に味が詰まっている印象です。
以前から、輸入品は出回っていて、
その造形を生かして、ケーキのデコレーションに使われたり、
最近はレストランでも使っているのを見かけたりしますが、
こんな風に日本で作った野菜として売られているのは、初めてお目にかかりました。
商品として店頭に並ぶのが待ち遠しいです!
「彩園ショップ 粟」は、
ならまち工房Ⅱという、
新しくできた建物内にあるテナントとして入っています。
他にあるのは、樹脂アクセサリー、雑貨屋などを扱うお店で、
ショップ内で制作風景が見られて、作り手さんともお話ができるという、
こじんまりした作家工房が、いくつかありましたよ。
場所
「彩園shop 粟」
奈良市高畑町1097-2 ならまち工房Ⅱ 1階1号室
電話 0742-24-3551
営業時間 13:00-16:00(売り切れ次第終了)
定休日 月曜、火曜日
ショップの案内は、粟のblog よりご覧ください。
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コメント
うわ~~~
気になる~~。
トマトベリーも食用ほおずきも食べてみたいな~。
しかも、お店もすっごくオシャレなんだね。
伝統を伝えながらもスタイリッシュって素敵よね。
もしいつか関西に転勤になったら、まきすけさんに連れていってもらいたい所が沢山で困っちゃうね~
投稿: kumi | 2010年8月 6日 (金) 17時10分
こちらのショップは、
現在、閉まっております。
お分けできる野菜の量が確保できないということが、blogに書かれていました。
残念です。
投稿: まきすけ | 2011年9月11日 (日) 03時33分