« 2010年7月 | トップページ | 2010年12月 »

2010年8月

奈良菓子工房 田田(TADEN) ~ 奈良

暑い夏には、やっぱりアイスクリーム

自家製鉄板アイスクリーム と銘打つ、

奈良菓子工房 田田(TADEN) では、

素材にも製法にもこだわった、オリジナルアイスが楽しめます。

場所は、奈良市中町。

学園前からも近く、奈良の中心部なのに、田園風景が広がる場所です。

  Img_3218

              Img_3191

氷点下30度に冷やした鉄板の上で、

アイスクリーム & フルーツ & クッキーやケーキなど

を、金属製のへら(一文字)を使って、

ザクザクと切り混ぜるように、ミキシング。

  Img_3194

この作業で、アイスクリームの空気がほどよく抜けて、なめらかになるそうです!

こだわり卵&低温殺菌牛乳&生クリームから作ったバニラアイスの上に、

凍らせたフルーツや、チョコレート、クッキーやパイなどをのせて、

切り混ぜていきます。

おいしくな~れ、と見守る私。

  Img_3195  Img_3196

最近、この手のアイスクリームは流行で、チェーン店もありますが、

こちらのお店は、「自家製」というこだわりがポイントではないでしょうか。

その1 ベースのバニラアイスから自家製

  大正時代のレシピをもとに、生乳100%のクリームを使って
  作られています。

その2 有機野菜と果実を作るところから

  有機肥料で育て、完熟になってから収穫した野菜たち。

  田田では、土作りから取り組んでいて、

  丹念に育てた野菜の甘さと味の濃さを生かした

  アイスクリームを作られています。

その3 斬新な発想の組み合わせ

  夏は、トマトアイスのほか、とうもろこしアイスも! 

  秋は、えびいもアイス、干し柿のアイス。

  味の想像はできないけれど、いままで気づかなかった野菜のおいしさを

  これらのアイスクリームが教えてくれるのかも。

  畑での収穫量もわずかとのことで、季節ごとにおさえておきたいですね。

  野菜のほか、

  生菓子としてショーケースに並んでいる、

  チーズケーキやプリン、スイートポテトも、アイスとミキシング。

  そのままでもおいしいのに、アイスにしちゃうなんて、贅沢~。

          

                

●自家製フルーツトマトのアイス

   Img_3203

 フルーツトマトを白ワインで煮てコンポートにしてあります。

 甘さ控えめで、さっぱりしていますヨ。

 野菜は、もちろん自家製の有機栽培。

 野菜のスイーツは、他にはトウモロコシがあって、迷いました。

 夏だけなので、こちらにも挑戦したい!

●イチゴサクサククッキーアイス

        Ais

 イチゴ、クッキーのほか、アーモンドのダマンドとこのお店では
 いわれている、おそらくアーモンドパウダー入りのタルト生地
 が入っています。

 これは、おいしい!次も、クッキー入りにします!

                   

こちらのお店、アイスクリーム屋さんですが、おいしいのはこれだけではありません。

●厚焼きたまロール

 Img_3223

 こちらのお店にアイスクリームを食べにきたら、

 このロールケーキをお土産に。

 このケーキのおいしさは、生地です。

 厚焼きたまロールという名前は、厚焼き卵を連想させますが、

 とても卵感のあるといいますか、卵の味わいが楽しめる生地です。

●田田プリン

 Img_3116  Img_3119

 (奥)プレーン、抹茶
 (手前)栗、メープル  

 卵黄、生クリームを使う、とろけるなめらかプリン系です。

    Img_3120  ねっ!こんな感じ

 私は、栗がおいしかったデス。

 

 このお店を知ったきっかけは、お友達のMishaさんに、
 コチラのプリンをいただいたのがきっかけです。

                    

店内では、テラス席もありますが、夏はクーラーがなく暑いので、

ショーケース近くの、クーラーがきいている場所にある

ベンチでいただきました。

長居はしないで、食べたら、さっと帰るっていう感じです。

 Img_3192    

本店は車でしか行けませんが、電車で行ける学園前店もありますよ。

                   

「奈良菓子工房 田田(TADEN)」

 奈良市中町224-3(中町郵便局隣)

 TEL:0742-51-2000

 FAX:0742-51-2000

| | コメント (0) | トラックバック (1)

Ristorante i-lunga (リストランテ・イ・ルンガ)~奈良

2009年オープンから一年経った、

Ristorante i-lunga (リストランテ・イ・ルンガ)

奈良のイタリアンとしての地位を、すでに確立されています。

ハレの日のお食事として、雰囲気よくお料理をいただけるリストランテです。

 

           

堀江 純一郎シェフは、

イタリアで8年余り修行されて腕を磨き、

2004年度イタリア版ミシュランで、日本人初、シェフとして“RISTORANTE PISTERNA”というピエモンテ州のリストランテで一つ星を獲得した人物。

そのお店は、立ち上げからシェフとして任されていて、オープンから一年半で、星を取ったそうですから、すごいですよね。

帰国後に、東京西麻布の「RISTORANTE LA GRADISCA(リストランテ・ラ・グラディスカ)」をオープンされた経歴の持ち主で、

そんなシェフが、なぜ奈良に!?ということで、オープン当初から、かなりメディアにも注目されていました。

こちらでは、大和野菜をはじめとする、奈良の食材を使ったイタリアンを楽しめます。

東大寺のほぼ隣に位置する、ふれあい回廊 夢しるべ風しるべ 内にあるお店は、

東大寺の修復などを手がけていた江戸時代からの宮大工さんの家だったという
旧家を改装した、趣のあるレストランで、
リストランテ(高級レストラン)の名にふさわしい雰囲気です。

    Img_3228

中庭が見えるテーブル席のほかに、2つ個室もあります。

  Img_3252  Img_3253

ランチは一種類で、3400円でした。

昼でも、夜のコースを頼むことができます。

この日は、ランチコースで。

<冷たいアンティパスト(前菜)>

32301

●十穀米のサラダと、さばのマリネ

  Img_3232

 さばのマリネは、赤ワインビネガーで締められています。

 十穀米のサラダも、酸味のあるドレッシングで和えてあり、
 さわやかな一品。

●バーニャカウダ

  Img_3234

 ピエモンテの方言で、
 バーニャはソース、カウダは温かいという意味で、

 本来は、陶器の土鍋に、アンチョビとにんにくを使った
 オリーブ油たっぷりのソースを作り、
 温めたソースに、野菜をつけながらいただくスタイルの料理です。
 
 バーニャカウダソースのオリーブ油が限りなく少ないバージョン。

 野菜ひとつひとつもおいしくて、goodでした。

●庄内産豚の塩釜焼き

  Img_3236  

 しっとりと焼き上げられていています。

 添えられたリコッタチーズをつけながら。

<パン>

自家製のフォカッチャ

 Img_3229

<温かいアンティパスト>

キャベツ、玉ねぎのトルティーノ

   Img_3239

キャベツ、玉ねぎが入った、お野菜のタルトです。

パルメザンチーズの濃厚なソースがおいしい。

生地には、パート・フィロが使われているので、

口の中で、軽く、はかなく崩れます。

<プリモ・ピアット>
 
パスタまたはリゾットが選べます。

大和青とうがらしとあさりの
  
アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ

Img_3241

すでにお店に行かれた方から、プリモ・ピアットの塩味がきついと聞いていましたが、確かに(笑)

日本のイタリアンで食べるパスタやリゾットより、確実にひと振り、塩が多いと思います。

ここで、白ワインが欲しいな~って感じの味つけ、、、かな。
     (注文しませんでしたが・・・・・・)

とはいっても、
塩味もはっきりしていますが、うまみのある乳化したソースがしっかりからんでいるので、全体のバランスはとれているのではないでしょうか。

私はもともと、しっかりと作りこまれたソースの、クラシックな流れの感じるフレンチが好きなので、

アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノは、

これがとてもおいしいお店でない限り、シンプル過ぎて、好みの関係であえて頼まないパスタではあるんですが、

オイルっぽくなく、あさりのエキスが出たソースがからんだような仕上がりで、

これがペペロンチーノ?というくらい、まったりとしていて、それはよかったです。

      

 
お友達は、リゾットを選択。

   Img_3242

ズッキーニとさつまいもが入っていて、バジルソースをつけていただきます。

こちらもしっかり味。

<セコンド・ピアット>

肉料理か魚料理かのチョイスで、私は肉料理にしました。

庄内豚フィレのロースト

Img_3244

前菜と同じ肉でしたが、部位と調理法が異なります。

どちらにしても、ロゼ色の仕上がり。

厚みがあるのに、ナイフがすっと入るやわらかさ。

豚なのに、こんなにやわらかく火が通せるんですね。

しっとり感を残した焼き加減で、おいしくいただきました。

         

お友達は、イサキのロースト(ポワレ)

  Img_3243

ガルバンゾーが添えられています。

<お口直し>

シークワーサーのグラニータ マンゴ添え

Img_3246

<ドルチェ>

よもぎのパンナコッタ

Img_3248

よもぎというのが珍しいですよね。

散らしたクッキーのようなカリカリもおいしかったです。

<小菓子&飲み物>

きいちごのゼリー、クッキー2種

Img_3250

飲み物は、カモミールのハーブティーで。

                 

予約が取り難いお店といわれていますが、周りを見渡すと、やはり満席でした。

カトラリーはクリストフル、器の多くがリチャード・ジノリのベッキオホワイトのシリーズ。

      Img_3237_2    

立地も、雰囲気もよく、格式も感じるので、流行るのもわかるなあと思いました。

                 

“Ristorante i-lunga (リストランテ・イ・ルンガ)”

 奈良県奈良市春日野町16
  ふれあい回廊 夢しるべ風しるべ 内

 電話  0742-93-8300

 営業時間 11:30~14:00 
      17:30~22:00

 定休日 不定休

 HP http://i-lunga.com/i-lunga%20FLASH%20PAGE.html
    http://www.yume-kaze.com/site/shoplist/i-runga.html

| | コメント (4) | トラックバック (2)

彩園shop 粟 ~奈良

昨日ご紹介した、「粟 ならまち店」 (→詳しくはコチラ
のすぐそばに、

「清澄の里 粟」「粟 ならまち店」で使われている、

大和伝統野菜と、海外伝統野菜が、

『おすそわけ』というコンセプトで売られているショップが、6月にできました。

 04f4 044

                  (粟 ならまち店 パンフレットより)

         

「清澄の里 粟」のすぐ近くで作られているこれらの野菜ですが、

NPO法人 清澄の村 として、

株式会社 粟と、五ヶ谷営農協議会が連携して、

清澄の里の、大和野菜の里づくりに取り組んでいるそうです。

詳しくは、パンフレットをご覧ください

045   

            

こちらから、毎日、午前中にとれたばかりの野菜を、

ショップに届けて、午後の13時に開店します。

私が訪れた15時には、なんと一種類しか残っていませんでした~

テレビ取材の反響がすごくて、

13時の開店が待てなく、人が並び、すぐに売り切れになってしまうそうです。

開店とともに、お店に入るべし、ですよ。

その日、ゲットできたのは、トマトベリー

 Img_2891

これは、大和伝統野菜ではなく、

エアルームと呼ばれる、世界の伝統野菜として、育てられているものです。

エアルームとは、世界中のさまざまな民族によって受け継がれてきた伝統野菜のことで、

清澄の村では、これらの個性的な野菜も育てているんです!

イチゴみたいな形状でしょ?

その場で試食させていただいたんですが、

めっちゃくちゃおいしい

シュガートマトのように甘く、トマトの味がぎゅっと濃縮されています。

フルーツトマトもお店にはたくさん出回っていますが、

群を抜いて、おいしいです。

ただ甘いだけじゃなくって、エキスが感じられます。

一緒に食べた息子は、普段トマトをそれほど好んで食べないのですが、

おいしい~ と声に出して、喜んで食べていました。

  Img_2897

             Img_2894

他のお客さまもいなくて、ゆっくりとスタッフの方とお話しできました。

そして、来週にはたくさん収穫できるという(ちょうど、この記事をアップした今頃は買えるのでは!?)

食用ホオズキを、お試しでいただきました。

 Img_2895

中には、やまぶき色の小さな実が入っています。

食用ホオズキは、日本在来のだいだい色のホオズキとは違います。

在来種は観賞用なので、食べると苦いですよね。

食用ホオズキは、英語では、ストロベリートマトと呼ばれていて、

糖度もイチゴ並みに高いんです。

かむと、皮がしっかりしたトマトといった感じで、

味は、ほろ苦く、甘い。

そして、トマトのようなみずみずしい汁はなく、

実に味が詰まっている印象です。

以前から、輸入品は出回っていて、

その造形を生かして、ケーキのデコレーションに使われたり、

最近はレストランでも使っているのを見かけたりしますが、

こんな風に日本で作った野菜として売られているのは、初めてお目にかかりました。

商品として店頭に並ぶのが待ち遠しいです!

Img_2892  Img_2893    

           Img_2898

             

「彩園ショップ 粟」は、

ならまち工房Ⅱという、

新しくできた建物内にあるテナントとして入っています。

他にあるのは、樹脂アクセサリー、雑貨屋などを扱うお店で、

ショップ内で制作風景が見られて、作り手さんともお話ができるという、

こじんまりした作家工房が、いくつかありましたよ。

場所

  0v44

                

「彩園shop 粟」

  奈良市高畑町1097-2 ならまち工房Ⅱ 1階1号室

  電話 0742-24-3551

     営業時間 13:00-16:00(売り切れ次第終了)

  定休日 月曜、火曜日

  ショップの案内は、粟のblog よりご覧ください。

      

| | コメント (2) | トラックバック (0)

粟 ならまち店~奈良

平城遷都1300年祭で、

私の住む奈良にも、素敵なお店がどんどん増えているのはうれしいことです。

その中でも、今、奈良で、予約がなかなか取れないお店のひとつが、

「粟」です。

本店は、「清澄の里 粟」といって、

奈良公園などの観光でにぎわう場所から、南へ車で20~30分走らせた場所にあります。

そこまでいくと、のどかな田園地帯。

奈良の伝統野菜を作りながら、
それをおいしく食べてもらう

“農家レストラン”として、大人気のお店です。

このお店がメディアにとりあげられることが多いのは、

お料理がおいしいとか、お店の雰囲気がいいとか、そういうことだけでなく、

オーナーの三浦さんの生き方が、素敵だからだろうなあと思います。

            

料理や農業とは無縁の福祉関係の仕事をしていた三浦さんが、このお仕事を始められたきっかけというのが、テレビで放映されていて、

人生っていろいろな転機があるのだなあと感じました。

新婚旅行で訪れた、アメリカで、先住民の暮らしを目にしたときに、

子供にはいじめや不登校などの問題もなく、

高齢者は農業など自分の役割をきちんと持って生きている、

そして、主食であるトウモロコシの種を、生きていくために守ることが当たり前で、

地域社会が「種を守り継ぐ」ことによって、固い“絆”を持っている・・・

ということに感動されたそうです。

福祉の仕事をしていたからこそ、こういったとらえ方をされたのかもしれませんね。

そこで、帰国してから、日本でもそういった「種」にまつわることを調べていくうちに、

伝統野菜というものに行き着いた。

自分たちで、農業を営みながら暮らせる場所はないかと探し、

奈良の市街地からも近いのに、日本の原風景が残る、奈良の高樋町に居を構えることを決められたそうです。

農業なんて全くの素人

というところからの試行錯誤で、

周りの農家の方々が、新しく来た若い夫婦が頑張っているということで声をかけてくれて、農業にアドバイスをもらいながら、

地域の人たちに溶け込んでいき、そして約10年。

地域の各家庭で、おいしいからと、自分たちで食べる分だけを作ってきた「奈良の伝統野菜」を、

絶やしてはいけないという熱い想いを、三浦さんがこの地域に持ち込んで、

伝統野菜の種の交換会というものを開いて、
各農家で、種を分け合うことによって、

地域での共有財産として守るという意識を生み出し、

そして、みんなが一生懸命作っているこの野菜を、

もっと多くの人に知ってもらう機会として、

農家レストランをオープンされたそうです。

ちょうど、時代も後押ししたところがあるんじゃないでしょうか。

京都、なにわ、加賀など、各地の伝統野菜ブームで、

「清澄の里 粟」も、オープン当初から注目されやすい業態でもあったのでしょうね。

          

昨年に、ならまちに2号店「粟 ならまち店」ができました。

そちらも、たちまち1ヶ月半前には予約しないと入れない繁盛店となり、

私はまずは、ならまち店に行って来ました

料理のご紹介の前に、語りすぎた感がありますが、

三浦さんの熱い想いに、感激してしまい、

ついつい前置きが長くなってしまいました

           

場所は、以前blogでご紹介した、

おいしい和菓子屋さん「樫舎」のなんとお隣。(→詳しくはコチラ

 Img_2053

間口が狭く、うなぎの寝床のように奥に長い造り。

築130年の古民家を改装したそうです。

ふすまなどで仕切られていなく、オープンな感じの個室の席になっていて、

坪庭が見えるお部屋、蔵のようなお部屋などがあり、

ゆったりお食事を楽しめます。

   Img_1997

       

私は、お昼に家族と両親と一緒に行きました。

ならまち店は、清澄の里でスタッフの方が栽培した、大和伝統野菜や旬の野菜をはじめ、

五ケ谷営農協議会の方々が栽培された野菜と、

奈良の大和牛をメインにしています。

           

粟「収穫祭」御膳 2900円 というメニューをいただきました。

<前菜>

Img_2022

●むろべにと水菜のサラダ

  Img_2023

むろべにというのはさつまいもの一種みたいです。

ここにかかっているオイルは、燻製オイルというもの。

芋も珍しいですが、このオイルの香りで食べさせる!というような一品で、
どうやってこのオイルを作るの??と、びっくり。

●ブロッコリーのたかきびトマトソース

  Img_2024

たかきびというのは雑穀で、

アメリカのベジタリアンの食事では、
たかきびはハンバーグにするという料理が定番で、

つまり雑穀なんだけど、味がひき肉っぽくアレンジできるんです。

だから、たかきびトマトソースなのですが、ミートソースみたいです。

●奈良大豆の絹豆腐、キャベツの煮浸し、大葉のジェノバソース

  Img_2025

豆腐がまったりととろけておいしいです。

●20種の雑穀豆腐、くこの実

  Img_2026

胡麻豆腐のような食感です。

●烏播(ウーハン)(手前)、こんにゃく(中央)、とろろ湯葉(奥)

  Img_2027

烏播(ウーハン)というのは里芋で、
里芋の中でも最高の粘りといわれています。

もともとは台湾から導入されたそうで、こういう名前がついているんですね。

半世紀以上前には、宇陀や吉野の山間部で栽培されていましたが、今では希少。

季節のものだったので、お店にも飾られていました。

            19961

中心の親芋を取り囲むように、
楕円形の子芋がまわりにびっしりとついて、

この子芋がねっとりしているそう。

黒い茎が特徴的で、それが、烏の名前につながっているそうです。

舌にからみつくような粘りで、普通の子芋で作る田楽とは、一味違います。

●小松菜と揚げの煮浸し

  Img_2028

●ブルーベリーの生ジュース

<大和牛3種の盛り合わせ>

ユッケ、たたき、しぐれ煮

Img_2039

<野菜炊き合わせ>

Img_2042

さつまいも、烏播(ウーハン)、大根、ごぼう、粟もちを揚げたもの、たけのこ、にんじん、手作りの凍み豆腐、しいたけ の炊き合わせです。

烏播(ウーハン)が、この皿にも登場しています。

                Img_2044

植物性のものばかりですが、揚げた粟もちが入っているからか、野菜が滋味あふれる味だからか、とても満足できるんです。

薄味のあんかけが、それぞれの野菜の個性を、うまくまとめてくれています。

粟は、米よりも古くから栽培されている穀物で、このお店のシンボルでもありますよね。
粟もち、おいしいです。

<野菜てんぷら>

スナックエンドウ、インカのめざめ、新玉ねぎ、キクイモ

Img_2046

キクイモは、このようなおいもです。

        Img_2045

菊みたいな花が咲くので、この名がついたとか。
れんこんみたいなサクサクした食感で、ごぼうのような味わいもあります。

インカのめざめは、さつまいものような甘さが好きです。

紅塩が添えられています。

<ご飯、汁もの、香のもの>

Img_2050

●黒米のご飯

黒米は白米に少し入れて炊くだけで、黒米の黒紫色のアントシアン色素が溶け出して、ご飯が紫色になるのがきれいですよね。香りもあります。

●大和芋の落とし汁

大和芋は粘りが強い山いもなので、おろしたものにつなぎを入れずに、みそ汁に落としたら、こんな風に固まるそうです。

芋の甘味が、みそ汁に染み出て、おいしいですね。

●香のもの

白菜、赤カブの葉、紅丸大根です。

<デザート、飲み物>

バニラアイスクリームとガトーショコラ、2種のいちごの食べ比べ

Img_2051

いちごは左があすかルビー、右があかねっこです。

あかねっこは、ももいちごのことで、デカイですよね~

            

こちらで、コースは終了。

大和牛がでてきましたが、私はそれがなくっても、十分にお腹一杯で満足でした。

野菜尽くしって、ややもすれば、物足りなく感じてしまうところを、 

野菜の味で食べさせ、変化に富んだ調理法で工夫されて、

そして、食べ終わったときに、心まで満たされる満足感があります。

             

息子には、

お子様ランチ 1200円 を注文したのですが、

お子様ランチのくせに、おいしいんです!

Img_2016

息子の食べっぷりを見て、おいしいものはここまで食べるんだねと両親を驚かせていました。

メインは、たかきびを使ったトマトソースの野菜グラタン

      Img_2018

体によくって、おいしいものは、どんどん子供に食べさせたいですね

             

こちらのお店は、お料理もおいしいですが、サービスの質がよく、そこにとても居心地のよさを感じます。

ひとつひとつ丁寧に、料理と野菜の説明をしてくれ、

質問にもきっちりお答えしてくれます。

オーナーの三浦さんの情熱、お料理を作ってくれている料理人の方の想いを、
サービスの方が上手に伝えてくれているなあと、感心しました。

とてもよい時間を過ごせて、両親も大喜び。

来訪は4月初旬でしたが、

季節を替えて、春、夏、秋、冬の四季を、野菜から感じに、また食べに行きたいです。

次は、ぜひ、清澄の里のほうへ!

                   

「粟 ならまち店」

 奈良市勝南院町1番地

  営業時間 11:30~15:00 (L.O.14:00)
       17:30~22:00 (L.O.21:00)

  定休日 火曜日

       

| | コメント (7) | トラックバック (0)

« 2010年7月 | トップページ | 2010年12月 »