銀寄の栗で
tittiさんからいただいた銀寄の栗。
日本栗には、さまざまな種類があります。
丹沢、伊吹、国見、筑波、利平、石鎚など・・・
その中でも「銀寄」は、9月末から出てくる中生種で、
大ぶりで、甘味が強いことで、
人気の高い品種です。
大阪の能勢原産の歴史ある品種です。
tittiさんは能勢に出向いて、栗を仕入れ、
そこから直送してくださったのです。
だから、立派な、まるまるとした大ぶりの栗。
うれしいな~、何作ろうかな~
tittiさんは、ご自身が主宰される
のために、
栗をた~くさん仕入れに行かれたそうで、
手を栗の渋で真っ黒にしながら、何袋もの栗と格闘し、
丁寧に渋皮煮を作られているとのこと。
私も、渋皮煮にし~ちゃおうっと!
栗自体のうまみと甘味があるので、
グラニュー糖のあっさりした味にして、
甘さは極力控えめに。
保存はその分きかないのですが、
絶対、すぐに食べきってしまうにちがいないので、OK!
洋酒をきかせて、大人の味に
渋皮煮というと、難しそうに感じるかもしれませんが、
私は栗ご飯よりも、かえってラクだったりします。
栗ご飯だったら、
まずは、栗の鬼皮(かたい皮)を出刃包丁でむき、
その後に、渋皮を薄刃包丁でむきますが、
渋皮をきれいにむこうと包丁を動かすには、やはり力がかかるので、
手が痛くなりますよね。
渋皮煮のつくり方は、
①鬼皮をむく。
②鍋に栗、栗がかぶるくらいの水、重曹(栗1袋につき、大さじ1くらい)を入れて、15分くらい煮る。
③水につけて、つまようじで、太い筋やもやもやした繊維を取り除く。
④水からゆでて、沸騰して数分煮たら、火を止める(ゆでこぼす)。
水を替えて、これを数回繰り返す。
(何度ゆでこぼすかによって、渋の残り具合を調整します)
⑤新たに水をかぶるくらい入れて、沸騰したら、砂糖の1/3を入れて軽く煮る。
⑥一晩おいて、砂糖1/3量を入れて、軽く煮て数時間おき、それをもう一度くり返す。
(私は味見しながら、砂糖の量を決めていきます。そのときの栗によっても違うだろうし)
⑦仕上げに、洋酒を入れる(ラムやブランデー)。
もちろん、栗がごろごろ入った、栗ごはんも作りましたよ~!
秋の味覚、万歳
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コメント
もう北海道では
「秋」を通り越して「冬」の気配です
栗が売られていたのも一時で、買っておけばよかったな~と後悔してます。。。
それにしてもまきすけさんが作った渋皮煮、美味しそう
栗大好きな私は見てるだけでよだれが出そうでしたよ
投稿: kumi | 2009年10月15日 (木) 21時22分
栗がまるまると太っていて、ころ~んとしていて、かわいいでしょ。
目分量で作ったのですが、これが結構おいしくできて、
やった~!と
独り占めのように、1日に10個くらい食べて、至福でした
ナハハ
私も、毎年、今日は忙しいからまたゆっくりむけるときに買おうなんて思っていて、時期をのがすなんてことあるよ~
札幌はもうストーブたいているくらいだもんね、短い秋だったね。
投稿: まきすけ | 2009年10月15日 (木) 23時10分