幼児料理教室 KIDS COOKING 6月度 終了しました
6月度が終了しました。
今回も、かわいいお友達の笑顔がたくさん見れました。
●献立のテーマ「乾物ってなあに?」
乾物というのは、生ではすぐに腐ってしまう食べ物を、カラカラに乾かすことによって、長持ちさせることができるんだよ、っていう「知恵」があるってことが、
なんとなくでも伝わればいいなということと、
そして、
カラカラ、パリパリしていたものが、水につけると、
ふくらんで、大きくなったり、色が変わったり。
そういう「形や手触りの変化」というのを、五感で感じとって欲しいというのが、
大きなねらいでした。
ひじきご飯
ぎゅ~っと水気を絞っていまぁす。
茶色いお水が出てきてるね。
できあがり~
卵豆腐のお吸い物
今日は、昆布とかつお節で「一番だし」をとりましょう。
昆布も、水につけたら大きく、やわらかくなってる~
「かつおぶし~」
高野豆腐の卵とじ
「つみき~」 なるほど、似ているね
しばらくすると
みんな、発見できたね
まだ、おうちではさみを使わせてなかったというこどもさんでも、
すごい集中力で、頑張って切ってくれています。
子供たちの記憶にびっくりしたことが・・・
前回、えんどう豆の豆を取り出して豆ごはんにしたことを覚えていて、
きぬさやの中から、豆を取り出そうとしていたのです。
カワイイ
私は、前回はさやは食べない豆、今回はさやごと食べる豆ということを伝えようと考えていたのですが、
それを話す前に、子供たちのほうから投げかけられた形になりました。
すごいですね~
卵とじにして、完成です
あんみつ
子供たちが好きなゼリー。
でも、何からできているの?
ここでは、寒天がこんな風にゼリー化していくんだよという「状態変化」を体験する中で、
目で見て、耳で音を聞いて、手でさわって、
子供たちなりに、いろんなことを感じとって欲しいなというのが、
この題材のねらいです。
寒天をちぎると「バリバリッ」って音がしたよ
黒蜜作り (みんな激しく味見!?)
<いただきます>
教室のときの、子供たちの反応だけでも、感激していたのに、
後日、おかあさまたちから、おうちでのお子さんの話を聞いて、さらに感動しました。
たとえば
☆おふろで、タオルに水を含ませて、手のひらではさんでぎゅ~っと絞ったり。
☆ある日、朝食の食パンを、突然、手のひらでぎゅ~っと絞ったり。
これって、高野豆腐を絞るっていう工程!?
子供たちの中で、すごく印象に残っていたんでしょうね。
手がバターだらけになったなんておっしゃっていましたが、
カワイイですよね~~。
2歳の子供たちの「吸収力」には、本当に驚かされます!
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コメント
まきすけさん、こんばんは☆
KIDS COOKING…2歳児にして、ほんまに本格的にお料理してはるんですね!
驚き半分、「こんな迫り方もあるねんなぁ」と、
目からウロコ半分です。
食育って、こんな風にまだまだ小さな"ヒト”の中に
深く刻まれていくんやろなぁ。。。
大きくなって、断片的にでもふと思い返すような
貴重な経験になってるんちゃうかなぁと
思いました^^)
p.s.
お菓子の「なぜ?」getしました♪
面白くって、メモしながら何度もページめくり返しながら読んでます☆
素敵な本を世に送り出してくらはって、ありがとうございます。
投稿: halca | 2009年7月20日 (月) 22時06分
2歳のおむつしている子が(中には、最近、トイレトレーニングしておむつがはずれた子もいますが)、こんな風に、自分たちの力でお料理できるって、びっくりするでしょ?
子供がいない方でも、現在子育てされている方にしても、
驚くと思います。
やっている私ですら、驚ろかされていますから!
この年齢の子は、だいたい1人対ママとではすぐに飽きちゃうんだけど、
お友達と一緒だと、盛り上がって、やりたい気持ちになるんですよね。
なので、こういう環境を作ってあげるっていうのが、いいんですよね~。
子供には印象的な経験のようで、心に残っているみたい。これを重ねていったときに、その子供の人生に何らかのいい影響になるとしたら、
こういう食育の仕事も素敵だなあと思います。
食の仕事というのは、いろんな分野がありますが、
人に感動を与える仕事であるのは共通点なので、
やりがいあるよね。halcaちゃんも頑張ってね!
『科学でわかるお菓子のなぜ?』
読んでいただいているのね~。ありがとう!
わからないことがあれば、遠慮なく聞いてね!
パンに詳しいhalcaちゃんなら、『パンこつの科学』もおもしろいと思うよ。おすすめです。もしかしたら、すでに持っているかな??
投稿: まきすけ | 2009年7月21日 (火) 16時38分