ニンジンたっぷりのポタージュ
ニンジンの旬って?
実は11月です。
ニンジンは、年中出回っているので、旬を感じることが少ないかもしれませんが、
11月は確実に安い!
通常は、3本で140円くらいですが、
この時期は、100円程度で手に入ります。
旬の野菜は、安いだけでなく、
栄養価がそのほかの時期よりも高いのが特徴です。
旬のニンジンをた~っぷり使ったポタージュを、
この秋は何度も作りました。
4人分で、ニンジン5本を使います!
普段、肉じゃがやシチューを作るときを考えても、
せいぜい1~2本使うくらいですよね。
材料はいたってシンプル
ニンジン(5本)、タマネギ(1/2個)、牛乳(800cc)、
コンソメ(1~2個)、塩、コショウ
調理法に工夫して、ニンジンの甘味とうまみを存分に引き出しています。
その工夫で、ニンジンくささは、ま~ったく出ないのです。
ニンジン嫌いのお友達に、
そうとは知らずに、お出ししてしまったのですが、
「実は、ニンジンが嫌いだったけれど、このポタージュはおいしく食べられた!」
といっていただいて、
しかも、ぜ~んぶ食べた後にそういってもらえて、ほっ
もともとフランス料理に、ニンジンのポタージュがあります。
それは、もっとニンジンの量が少なくて、
ポタージュのとろみを、米を加えてつけるのが特徴です。
ふつう、ポタージュのとろみは、
ルウのように、小麦粉を使いますが、
ニンジンのポタージュの場合のみ、米なんです。
生米と一緒に煮るのです。
米に含まれるデンプンでつくとろみ加減は、
小麦粉よりもさらっとしていて、
しかも、米には甘味があって、ニンジンと相性がいいから、
この料理だけは、米を使うようです。
では、わたし作のニンジンのポタージュはというと、
ニンジンをたくさん入れることで、とろみがついています。
ニンジンは、カボチャやジャガイモのポタージュをつくる場合に比べて、
とろみがつきにくいのです。
カボチャ、ジャガイモには、デンプン質が多いので、
それがとろみとなりますが、
ニンジンはデンプンが少ないので、そうはいきません。
それで、ニンジンだけでとろみをつけようと思うと、
こ~んなに大量になるのです。
こんな風に、たくさんの野菜を摂ると、
カラダに栄養がしみわたる気がして、
うれしくなっちゃいます。
日々いただくものは、
そんな感じで、カラダが喜ぶものが理想ですね。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント