食育イベント「きびだんごを作ろう」~近鉄百貨店
食育イベント「きびだんごを作ろう」
をさせていただきました。
参加者は20名。
電話申し込み開始日の午後には、いっぱいになり、うれしいやらほっとするやら。
1歳のお子様から、ご年配の方まで幅広い層の方がいらっしゃいましたが、
メインはちびっこたち。
まず、第一に、ちびっこたちが興味をひくように、
わかりやすく表現しながら、進めていくことを大切にしました。
そして、親子ではなく、おひとりで参加されている方にも、
なるほど~と思っていただけるような話も
盛り込みたくて。。。
まずは、「きびだんご」って、どんなたべものなんだろうね?
いろいろな絵本を見て、再現しました。
次に、きびだんごの「きび」って何だろう?
と、蒸したきびをまずは試食していただきました。
(こんな顔になるんだよ)
たぶん、みんなが思っている、あま~くて、おいしいきびだんごでは、なかったかもね!?
今日は、おいしく食べていただくために、2つの工夫をしました。
①きびを水によくさらす。
②もち米もブレンドする。
そして、「自家製のきなこ」を作っていただき、かけてもらいます。
これは、きなこが
・身近な材料の大豆からできているんだ!
・こんなに簡単に、おうちでも作れるんだ!
・昔はこんな風に作っていたんだね!
ということに気づいて欲しかったからです。
そして、大豆製品について紹介して、
ちびっこたちに、さらに毎日の生活で興味を深めてもらえたらなと。
今回のように、食育と銘打った料理教室は、
クッキーやケーキを作るというような教室とは、ひとあじ違ったものにしたいな、というのが私の想いなんです。
つまり、
イベントを通して、食の文化を伝えたり、日々の食事や食材に興味をもってもらえるような、
そんな内容を盛り込んでいきたいな、と。
今回は、1時間という限られた時間の中での教室だったので、
本当は、きびや大豆でもっともっとお話ししたいことはあったのだけど、
さあ、さあ、まずははじめましょう!
教室が終わって、お子様と一緒に来ていただいたママさんから、
「いつもはおだんごをあんまり食べないのに、今日はぜ~んぶ食べて、皿までなめまわしていて~!」
と聞いて、すごくうれしかったです。
一生懸命に&楽しんでつくっていたり、
すっごく興味をもったり、
驚いたりの
子供たちの表情を見て、
うれしい料理教室でした
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コメント
いつブログに書いていただけるのやらと思って、毎日先生のブログ見てました~(笑)
当日は素晴らしいトークで盛り上げていただいてありがとうございます。自分が習ったどの家庭科の授業よりタメになりました…。
参加者のみなさんも、私たちも大満足なイベントでした。
また機会がありましたら、ご一緒にお仕事させていただきたいです。
投稿: ゆうりんママ | 2008年4月28日 (月) 16時04分
いつもブログ見てくれていたんですね
感激です。ありがとうございます。
こちらこそ、すばらしい機会を与えていただき、ありがとうございました。
1時間の限られた時間の中で、きびについても、大豆についても、まだまだ、あれもこれも話したりないわ~という気持ちもあって。
ちびっこたちの満足気な笑顔を見るのが、本当にうれしいですね。
それに、子どもたちの反応や発言はピュアで、はっと気づかされることがありますよね~。こちらまで、気持ちが浄化される感じでしょうか。
ライフワークとして、食育の仕事は続けていきたいな~と思っています!
またお仕事でもご一緒させていただける機会があると、すごくうれしいです。子どもが「気づき」を得られる仕掛けをたくさん入れ込んだイベントができると、ステキですね。
投稿: まきすけ | 2008年4月28日 (月) 16時26分
ご無沙汰しています♪
キビダンゴ、先日息子が修学旅行へ行ってお土産に買ってきてくれました。もう、6年生になったんですよ~~。
お土産のキビダンゴ、これってキビダンゴじゃない~~!って思いましたが、息子には「おいしいおいしいよ~」って言いながらのお茶の時間。
いつか本物キビダンゴを教えてあげなくては!と思った一日でした(笑。
投稿: etou | 2008年4月29日 (火) 16時44分
ご無沙汰しておりますm(_ _)m
今日は、お仕事がお休みだったので、久しぶりに実家へ帰って来て、久しぶりにパソコンを開いております(*^^*)(新居にパソコンが未だにないものでして・・・(^^;))
きびだんご。本物のきびだんごって食べた事ないので食べてみたいです(^^) イベント楽しそう☆☆☆ まきこ先生の食育イベントに一度参加してみた~い! 今の病院でも院内で、食育セミナーを栄養士さん達がされているのですが、どうも楽しくなく・・・面白くなく・・・これだとみんなの身にならにのでは?と思っていまして・・・
投稿: みき | 2008年4月29日 (火) 17時51分
etouさん
ブログのぞいてくださっていたんですね、ありがとうございます。うれしいな~。お子さんはもう6年生になったんですね~。早いな~。たのもしくなってきたでしょうね。岡山のきびだんごでも、きび100%で作っているものもあるのですが、やっぱり独特のえぐみが残るようで、これが本物なのかと思っても、後味にえぐみというのは何個も食べられないというのが本音のようですね。普通に売っているのはそういうわけで、もち粉がほとんどですね。食育って、本物を伝えていくというところが大事ですよね。そのためには、自分が本物を知らなければいけないので、日々勉強だと痛感します。
みきさん
こんにちは。「食育」と名のつくイベントはたくさんありますが、名前だけが一人歩きしているという現状もありますよね。私が食育のイベントをするときには、参加される人の印象に残るようなもの、気づきを与えられるものをと考えています。
ただ、教えられても、そのときは「そうなのか」と思っても忘れてしまいますよね。「気づき」が得られる体験を通してこそ、それが深く自分の中で残り、新たな興味へとつながると思うんですよね。私もそんなイベントや教室ができるように、頑張ります。
今回は、大豆の変身も教えたくて、アレンジしたきびだんごを教えるので、本物はきっとこんな感じだったと思うということを見せておかないと、という気持ちがあって。そして、どうしてアレンジして教えるのかという意図も同時に、こどもたちに伝えておかないとね。子供に食育ということで教えるのは、すごく責任を感じながらの仕事に思えます。ということで、この1年に数個食育の資格を取得したのですよ。
投稿: まきすけ | 2008年4月30日 (水) 01時21分