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復活祭のアニョー・パスカル(L'agneau pascal)

フランスの復活祭(キリストの復活を祝う祝祭日で、春分後の最初の満月の次の日曜日、3月22日と4月25日の間)では、
卵、めんどりのチョコレートなどを贈りあうという習慣を、前々回のブログで紹介しましたが、

アルザス地方では、うさぎのチョコレートっていうのもあるんです。

そして、アルザスで特徴的なお菓子がもうひとつ!

L'agneau pascal(アニョー・パスカル)です。

アニョー(agneau )=子羊で、

子羊の型で焼いたビスキュイ(別立てのスポンジ生地)です。
クグロフの生地でも作られるようです。

これもまた、アルザスに一人食べ歩きの旅に行ったときに、
真夏だったにも関わらず、クグロフ型がたくさん売られているお店の隅に無造作に置かれていて、

これだ~!!見つけた~!と、購入したものです。

112

このときは、アルザスからこの後、電車で4時間以上もかけてパリへ行く工程を立てていたのに、
クグロフ型やアニョー型を買い込み、
重くて、重くて、、、どんだけ駅の階段で苦労したことか(^^;)

さて、この型を見ても、
羊??と思われるかもしれません。

だって、背中から、変な足が上に向かって生えているのですから。

これは、焼くときは、こういう風に逆さして生地を流し込むための支えです。

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そして、焼きあがったときには、子羊さんの鼻や、耳の部分がつかえて、生地が抜けないので・・・・・・

113パカッと開くと

こんな風に、金属の留め金を取ると、

ぱかっと二つに分かれるのです。

そして、焼けたケーキを取り出します。

うまくできてるでしょ~

これで焼くとどんなビスキュイが焼けるかは、かわいい写真のHPを見つけたので、コチラのHPをのぞいてみてください。

私は、せっかくフランスから買ってきた型が、もし割れちゃったら・・・・・・なんて考えると悲し過ぎて~と思って、
いまだ、これで一度も焼いたことがないんです

復活祭の季節、アルザスの街角のお菓子屋さんには、
この羊ちゃんたちが、首にリボンを巻いたりしてラッピングされて、売られているのです。

並んでる姿、かわいい~☆

さて、なぜアルザスでは、子羊のアニョー・パスカルを贈りあうのかというと・・・

ユダヤ教の「過ぎ越しの祭」のときに、いけにえの羊を食べる習慣に由来すると言われています。

そういった行事があるときに、海外を旅行するのもいいですね☆

行事に食べ物はつきものですから!

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コメント

めちゃくちゃ勉強になりました!!
なんだか先生の授業を受けている気分。
日本も外国も、行事食ってちゃ~んと意味があるのですね~。
しかしこの羊、かわいい~。
先生ん家に伺ったときに、玄関で見かけて、実は「背中から足???」と思っておりました=3 恥ずかしい…。
ますますフランスに行ってみたくなりました☆

投稿: titti | 2008年5月 2日 (金) 15時59分

背中から足!?と思うでしょ?
私はアルザスに旅行する前、とにかくアルザスのお菓子や料理を調べまくって、コレとコレは買ってこよう!食べてこよう!と意気込んでいたので、
あらかじめ、大森由紀子さんのフランス地方菓子の本で、この型を見つけていたんです。
だから、ワイヤーの留め具をはずすと、こんな風になっているということがすぐにわかったんだけど、
たぶん、知らなかったら、売っているときにも見向きもしなかったと思う。
カラフルなクグロフ型が陳列してある、足元に、無造作にかごに入れられていたものですから。しかも値下がりしていたと思う。全く時期はずれだったからね。
アルザスは、ドイツ領になっていた時期も長く、ドイツが近いこともあり、ノエル(クリスマス)の市がすごーく有名なの。
次に行くとしたら、12月に行きたいものです。
その時期にしか食べられないお菓子がいくつかあるんだよ~。旅行にいきた~~~い!
tittiちゃんも行けるときに、行っておいたほうがいいよ!特に食べ歩き旅行は、気の合う、料理好きの女の子同士が、いっちばんいいから!

投稿: まきすけ | 2008年5月 3日 (土) 06時44分

tittiさんへ
 ちなみに、撮影に使っている青のクロスは、パリのコルドンブルー校内で購入したものですよ。
実はトルション(フランス語でナプキン)です。
クグロフ型がお菓子の撮影に使える!!でしょ??

投稿: まきすけ | 2008年5月 3日 (土) 06時50分

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