らっきょ~札幌:スープカレー
食通のKumiちゃんが、おいしいものツアーを組んでくれました。
札幌は、車でしか行けない郊外に、おいしいお店が集中してあります。
関西と違って、みんな車で移動するし、郊外っていっても、札幌は狭いから近いんですよ。
今日の予定は、スープカレー→パン屋→パン屋→Kumiちゃん宅でパン&お菓子の試食会→ラーメン という強行スケジュール。
Kumiちゃん行き着けのお店に案内していただきました。感謝~
さて、スープカレーといえば、札幌が発祥の地。
関西には数店しかないですが、札幌には100店舗以上あります。
アツアツのスパイシーカレースープの中に、
丸ごと野菜と、大きい肉がゴロゴロとダイナミックに入っていて、
西洋やエスニックの「カレー」の枠にとらわれない、
独自のカレー文化を形成しています。
サラサラに近いスープは(これまた各店で濃度も違う)、どちらかといえばタイカレーに近い感じ。
ベースの味もぜんぜん違う。
お店によって、ずいぶん味が違うのがおもしろいので、食べ歩きも楽しいんです。
今回行った「らっきょ」は、超有名店。
レトルトも出しているし、札幌のスープカレーの店といえば、ここははずせないでしょう。
特色は、トマトの酸味をきかせているところと、フォン・ド・ボーを加え、焦がしたバジルを入れているところ。
かといって、西洋風な仕上がりかというとそうではなく、
しっかりエスニックなスパイス使いなんです。
●チキンカレー
あっさりした飲み口なのは、トマトのせいかしら。
でも、スープのコクに深みがあって、ついつい飲み進めてしまいます。
焦がしバジルって、どんな味?と期待していましたが、実際食べてみると、ガンガン香ってくることもなく、スパイスの中に溶け込んで突出していませんでした。
上にローズマリーまでのっていて、なんだかお上品。
おいしいな~と感じたのは、野菜をすべて丸ごと揚げてあること。
この油によって、まろやかに感じるのです。
また、揚げることで、野菜のホクホク感も変わってきます。
ここまでごろごろ具が入っていて、この値段??っていうのが、札幌価格ですよね~太っ腹。
さてさて、スープカレーの食べ方は、
ライスをスプーンにとってスープを浸して食べるか、
スープとライスを交互に食べるか、のどちらかがスタンダード。
食べ方も西洋のカレーとは異なりますよね。
ちなみに私は後者です。
さて、Kumiちゃんが注文したのは、
●かきと舞茸のスープカレー
カキと舞茸のエキスがぎゅ~っとスープに染み出ていて、
チキンのカレーとは別物のスープになっています。
こちらもおいしい~
らっきょは、今は数店舗あり、支店のらっきょ大サーカスにいきました。
今日は運よくすぐに席に着けましたが、週末にもなると、やはり行列するとか。
こちらのお店のスープカレーは、トマト系とはいえ、塩味やスパイス使いなど、非常に均整のとれた味だな~と感じました。
食べやすい味にまとまっているな、というか、
スタンダードだなーと。
スープカレーって、ちょっと病みつきになるんですよね。
食べながら、もうちょっとスープが飲みたくなる。
食べ終わって、しばらく日が経てば、また食べたくなる。
今日は、冒険しませんでしたが、おこげのカレーとか、おもしろいメニューもたくさんあって特徴的でした。
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