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西原金蔵氏のガレット・デ・ロワ講習会

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辻調の卒業生の会のイベント「ガレット・デ・ロワ」講習会に参加しました!

京都のオ・グルニエ・ドール(AU GRENIER D'OR)のシェフ パティシエ 西原金蔵 氏の講習会だったので、

そりゃぁ、大人気でした。

西原氏のお菓子教室に通おうと思ったら、一年待ちといわれていますから。

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オ・グルニエドールにも、開店以来、何度も足を運んでいます。

http://www.e-sakon.co.jp/cakeshop-intro20.htm

西原氏は、お菓子界の重鎮のひとりとして、大活躍されています。

ガレット・デ・ロワの歴史、作り方のコツなど、多くのことを学び、私は大興奮!

さて、ガレット・デ・ロワというお菓子ですが、日本でも徐々にお菓子屋さんに並ぶようになってきました。

ガレット・デ・ロワは王様のお菓子という意味で、
1月6日のキリスト教の公現節(キリストが神様だよといわれた日)に作られるお菓子です。

そのため、店頭に並ぶのは、お正月過ぎてからの短い期間。

ガレット・デ・ロワを食べなければ1年が始まらないといわれるほど、フランスでは定番のお菓子ですが、日本ではまだ認知され始めたばかりではないでしょうか。

フランス菓子のピティビエにそっくり。
(同じだと思っている方、実は少し違います。)

丸いパイの中にアーモンドクリームがつまったお菓子です。

フィリングのアーモンドのコクがある香ばしい香りと、
サクサクと音をたてて崩れるパイ生地のハーモニーがたまらなくおいしいんです。

そしてこのお菓子が、伝統あるフランス菓子として、長く人々に親しまれてきた理由としては、このお菓子で、「占いができる」という点ではないでしょうか。

パイの中にはひとつだけフェーヴと呼ばれる小さな陶器の飾りが入っています。

ただ、それは外からは見えないように、アーモンドクリームの中にしのばせて焼かれています。

切り分けて食べた時、フェーヴが当たった人はツイテル!

その日、王様や女王様になり、皆に祝福されるのです。

また、1年間その幸運が続くといういわれもあります。

フェーブとは、そら豆という意味なのですが、

昔はそら豆や金貨を入れていたそうです。

それが、いつのまにか、陶器の飾りになりました。

Img_8148 かわいいでしょ?

実は、私、このフェーブを、6年くらい前から、集めたいなと思っていて、
まだまだ20個も持っていないのですが、

コレクターの方とかもいますよ。

フランスの蚤の市とかでも、売っているみたい。

私はMORAとかの、製菓器具店で買ったりしています。

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フェーブは、放射状に切り分ける関係上、円形の外の縁に近い部分に入っています。

そのため、食べる前に、このようにフォークで突き刺して、フェーブが入っているか確かめてみるといいそうです。

そのままがぶりといって、歯にガチッと当たると、イタタタタ・・・でしょ?
(そんなに、かまない!?)

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そして、ガレット・デ・ロワには、このように王冠がついていて、

フェーブが当たった人にかぶせてあげるんですよ。

この日も、配られた試食分のカットに、フェーブが入っていて、
当たった人には、西原さんからプレゼントがありました。いいな~

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ガレット・デ・ロワには、いろんな模様があります。

先の写真はソレイユ(太陽)。

そして、麦の穂や、葉っぱの模様も。

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Img_8123 切り込みを入れています

焼き色のつけ方にも何タイプかあって、

全卵を水で希釈したものを塗って、薄く色づけるものから、
卵黄に、カフェ・エクストラクトを混ぜて、濃い茶色に色づけるものまで。

また、つやの出し方にもやり方がいくつかあって、

シロップを塗る方法や、粉砂糖をかけてもう一度さっと焼いて照りを出すなど、

こういう機会がないと聞けないことが聞けたり、

講習会だからいろんなパターンを作り比べてくれたりして、

脳みそがうれしがって、うほうほいってました。

その中でも、ビゴの店のフィリップ・ビゴさんと、西原さんが対談したときに、ビゴさんから聞いた話でね・・・というのがおもしろかった!

ビゴさんいわく、「日本のパティシエは、ガレット・デ・ロワにアーモンドクリームをたっぷり入れて、高く売ろうとしていて、あれはダメだね」と。

日本のパティシエは、たくさんアーモンドクリームを入れたらおいしいからそうしているんですが、(それでは、まるでピティビエと変わらないし・・・)

ビゴさんは、公現節のお祝いは、富める人も、貧しき人にも平等に与えられた機会でなければいけないので、
いわば貧しい人にも買えるような、お菓子でなければいけない。

それなので、アーモンドクリームは控えめに、または全く入れなくてもいいくらいなんだ、とおっしゃっていたそうです。

なるほどな~

日本にガレット・デ・ロワが入ってくると、まるでバレンタインデーみたいにお祭りごとになっているけれど、

本来は、そういう風な行事食なんですよね~。

フランスでは1月中、誰かのお宅におよばれしたら、ガレット・デ・ロワを手土産に持っていくそうです。

だから、1月のうちに、5回くらいは食べるとか。

日本では1月6日の予約販売が多いですが、

私も、今年は買ってみようと思います。

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コメント

随分と前になりますが、仕事で研修に行った先でたまたま入ったお店がオ・グルニエ・ドール。
ケーキがすご〜く美味しかったので、帰りに焼き菓子も買って帰ったのを覚えています。また行きたいな〜。

投稿: りうママ | 2007年10月27日 (土) 13時22分

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