マガジーノ~奈良のピッツェリア
奈良 香芝市 五位堂の田園風景が広がる中に、
20代の若いシェフが営む、ピッツェリアがあります。
イタリアンと書かずに、ピッツェリアと書くのは、
日本ではイタリアンレストランにピッツァがメニューとして並ぶけれど、
イタリア人にとってはピッツァはスナックなので、
イタリアではそういうことはありません。
ピッツァはピッツェリアで食べるもの。
ただ、日本では、ピッツァだけでは、経営が成り立たないので、ピッツァ+イタリアンメニューという形をとっている店が多いですよね。
ここも、イタリアンのコースなどがあるのですが、
ピッツァがメインの店なので、私はピッツァだけを頼みます。
数回行ったことがありますが、いまだパスタなどは頼んだことがなく、おいしいのかも知りません。
このお店が最初に気になったきっかけは、
・22歳でイタリアンをまずオープンしたってこと!(今はもう20代後半です)
・兵庫の有名ピッツェリア「さくらぐみ」で修行
という経歴。
そんなに早くお店を持てるなんてすごいな、ということと、
途中でお店を他人に任せて、さくらぐみに1年間修行に行ったというのだから、ご苦労もあったんだろうな、と。
そして、店内に薪釜があるので、
奈良でも、本格的なピッツァが食べられるのでは?と
思って行ったんです。
一見、倉庫風のお店を入ると、
薪釜が中央に鎮座しております。
その前に、ピッツァをのしてトッピングを行う台があって、
フロアで食事しながら、作る様子、焼く様子が見られるので、
「あっ、今焼いてるのは、私達のピッツァ?」
なーんて、わくわく待つことができます。
●マルゲリータ
まずは、シンプルで定番な、マルゲリータを。
モッツァレッラチーズ&バジリコ。
高温の薪釜から、ものの1分くらいで焼きあがって出てくる早さ。
端のクラストはカリッ、内側はトマトソースを吸ってやわらか。
●野菜ときのこのピッツァ
ここで使われている野菜やハーブは、店の裏の畑で、
自家栽培で作られています。
このブロッコリーも、ここでとれたものなんだろうな、
ということをうかがわせるような形。
営業中も、何かが足りなくなったら、シェフが畑まで採りに行く姿も。
郊外の店だからこそ、こういったことが可能なんですね。
力がある野菜を使うっていうこだわりのお店は、その姿勢に共感します。
このほか、クワトロフォルマッジォという
ゴルゴンゾーラ、モッツァレッラなど4種のチーズがたっぷりかかっているピッツァもいただきました。
これは白ワインなしでは食べられない濃厚さ。
店内は広く、座敷もあるので、ご家族連れも多かったですよ。
* *
「マガジーノ」
奈良県香芝市鎌田172-1
0745-79-8815
水曜休み
JR五位堂駅からクルマで10分
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コメント
さすがまきすけさん、マガジーノも開店当初から
行かれてましたか・・・(笑)私は最近2回連続で
行ってしまいました。雑誌に載ったので2回目は
激混みで、ランチのピザ生地があと4枚分しかない!?
その4枚をゲットしました。ちょっと多すぎたのですが、ここのは持ち帰って家で温めなおして食べても
美味しいので問題なし。トマトソースを塗らないビアンカ(だったかなぁ)も美味しかった♪それと野菜の釜焼き&うにクリームソースパスタは外せない!子供連れでも気にせず食べれるので、これからもちょくちょく行きたいなぁと思ってます。
投稿: robyn | 2007年10月25日 (木) 00時04分
robynさんも行かれていたんですね~。私は、ついいろんなピッツァが食べたくて、3回ほど行ったことあるのですが、いつもピッツァのみの注文なんです。うにクリームのパスタ、おいしそうですね~。濃厚系好きなので、次は試してみます。
実は、最近、私の中では、このピッツァ生地の味が好きっていう、ピッツェリアが出現したんです。子連れで気兼ねなしはマガジーノのほうがいいのですが、そのお店は生駒にあって、、、もしかしたらrobynさんは行かれたことあるかも!まだなら、一回行ってみてー♪というお店なので、近々アップしますので、またのぞいてくださいね~。
投稿: まきすけ | 2007年10月27日 (土) 02時05分